【ライターお悩み相談室コラム】ライターに必要な素質とは。

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書くことを仕事にしたい人のためのライター塾
書くを仕事に!京都ライター塾」を主宰する
フリーライター歴14年の江角悠子です。

「京都ライター塾」をどんな思いで始めたのか、1分半の動画にしています。短いので、よかったら見てみてください。

さて、1月22日から始まる「書くを仕事に!京都ライター塾」。

先日から「ライターお悩み相談室」で多く寄せられた質問に答える形で記事を書いています。

前回までの記事
▶フリーライターは、どうやって仕事を依頼してもらうのか?出版社に勤めた経験ゼロ、実績ゼロから始めた私の場合
フリーライターが仕事を継続依頼してもらうためにすべきこと。
私がフリーライターになってよかったと思う5つのこと。

今日は、ライターに必要な素質について考えてみました。

▷書くを仕事に!京都ライター塾のお申し込みページ

ライターに必要な素質について

コミュニケーション能力

ライターに必要な素質、それは文章が書けることだと、ライターになる前は思っていました。でも、ある編集プロダクションの社長には、「コミュニケーション能力も必要だ」と教えてもらいました。このときはよく理解していなかったのですが、人の話を聞いて、それを素材に文章を組み立てることをするうちに、コミュニケーション能力がないと、聞きたいことを聞き出せない、つまり文章が書けないのだなと理解するようになりました。

そして、このコミュニケーション能力は、聞き方を身につけると、格段にその能力が上がる気がしています。

伝えたいという情熱

そしてもう一つ、ライターに必要な素質として「伝えたい!」という情熱があるかどうかかなと最近思うようになりました。

ライターは自己表現の手段ではなく、言葉を使って伝える人だと思っているので、自分のいいたいことを言うだけではない、ある人の伝えたい思いを言語化して、さらにそれを大勢の人に伝えたいと思う、この情熱があるかどうかが大切な気がしています。教えたがりとでも言ったらいいのか。

私は、テナント仲介や店舗デザイン、設計施工を手がける会社「コトスタイル」さんのWEBサイト内、「お客様の声」のインタビュー原稿を担当しています。

昨日も2件ほどお店取材をさせてもらったのですが、インタビューさせてもらうたびに感動するのです。

というのも、お店をオープンされる方は、皆さん物件を探すところから、内装工事を経て、さまざまな準備をしてお店をオープンします。それには当然、数百万ときに1000万円以上の費用がかかります。

その、お店を始める覚悟たるや素晴らしいなぁと毎回ほんっとうに感動するのです。

だって、自分の人生でこれまでそんなにお金をかけてまでやりたい!と思ったことが、私にはないから。いや、あったかもしれないけど、実際に行動するまでの勇気はなかった。

お店のオーナーさんは、いわば人生を賭けてお店をする人もいるわけで、人生でそれほどの強い思いで何かを始めるって本当に素晴らしいなぁと思って、話を聞くほどに全力で応援したくなるのです。

この人を応援したいと思ったときに、私に出来ること。それはオーナーさんの思いを言葉にして、いろんな人に伝えること。どうしたらお店の魅力が伝わるか、どう表現すればオーナーさんの熱い思いが伝わるか。伝えたくて仕方がない!っていつも思います。

そういう思いが文章にこもると、きっと読んでてくれた人にも何か伝わるものがあるのではないかなぁと思います。なので、教えたがりの人はライターの素質があるのかもしれません。

ライターという立場で取材に行っていますが、クライアントさんによっては、私は広報・PRの役割を兼ねていると思って動いています。この春に講義を担当させてもらう宣伝会議では、受講生の中には企業の広報・PRの方も多くいるのだそう。書けること、聞くことは、そうした場面でも必要とされているのだなぁと実感したのでした。

そして最近は、記事にして伝えるだけではなく、SNSで発信したり、動画にして発信したり、伝え方の手段は増えてきました。

でも根底にあるのは、人の話を聞いて、言語化して、編集して、届けるというライターとしてごく基本的なこと。ここができてさえいれば、アウトプットのやり方が変わるだけで、いろんなところで活躍できるのではと思っています。

▷ライター塾のお申し込みページ

ライター塾、いよいよ来週スタート

1月22日から始まる「書くを仕事に!京都ライター塾」。全5回の講座では下記の4つのことを軸とした技術をお伝えします。

  • 「情報収集スキル」インタビューで聞き出すべきことをしっかりと聞く
  • 「文章力」クライアントの意図をくみ取り、文章の流れ(構成)を組み立て、伝わる文章が書ける
  • 「SNSの発信」仕事の実績を伝えることで、次の仕事につなげる
  • 「仕事の選択」自分のやりたい仕事を実現し、かつきちんと稼げるようになる

ライターとしての基本、話を聞くこと、書くことを学び、継続して仕事の依頼が来るライターとして活動できるようサポートします。残り2席となりました。

参加を迷っている方へ

ライター塾に参加してみたいけど、決断ができない…。

金額的な問題や平日の昼間という時間の問題、ついていけるか心配、それ以外にも理由はいろいろあると思います。

参加された方が、最後にライターとして活躍できるよう私も精いっぱいフォロ-したいと思っています(講座のないときも、メッセンジャーでのやりとりは何回でもしていただけます)

このライター塾では、私自身が経験して培ってきたことを具体例を挙げ、講義を行います。さらには人に話を聞く(インタビュー)、記事(原稿執筆)を書いてみる、校正後に原稿修正の作業をしてもらうなど、実践も多く含まれており、講義を修了したあとも、ライターとして役立つことを学んでいただけます。

ライターになりたい、ライターは無理でも、何かしら書いて生きていきたい、自分の好きなことを発信したい!

きっかけは人それぞれあると思います。何かひっかかったなら、思い切って飛び込んできてほしいと思います。

聞きたいこと、確認しておきたいことありましたら、お問い合わせページからメールをください!

皆さまの参加を楽しみに待っております。

▷ライター塾のお申し込みページ

最後に

私の開催する「ライターお悩み相談室」や「インタビュー講座」に参加された方の感想のをご紹介しておきます。参加を迷っている方のご参考になれば幸いです。

日本語教師兼ライターのわかばさん

京都西部の食べランライターを名乗るデブ子デラックスさん

コスメ&メイクライターの古賀令奈さん

ライター塾に参加したからといって絶対にライターとして成功するというお約束はできません。が、ライターとして活動するための基本とコツはマスターできるはずです。

また私はライターの基本である、人の話を聞く、自分の文章を書くことが、生きていく上での財産になると思っています。講座の中では、より良く生きていくためのも、気付きやヒントにもたくさん出合えると思っています。

▷ライター塾のお申し込みページ

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\京都ライター塾を主宰/

ライター未経験の方や、ちょっと繊細な方も4カ月で「書くを仕事にする」ために必要なことが「ひととおり」学べる「京都ライター塾」。2024年1月スタートの第10期はグループ講座・動画視聴コース共に満席となりました。次回は開催未定ですが、最新情報はメルマガにてお届けいたします。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。