第2期京都ライター塾、2回目の講義は「インタビューについて」

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全5回講座がある「京都ライター塾」は、2週間おきに開催しているのですが、この2週間が本当にあっという間で!!5月末に開催した1回目に続き、2回目の講座の日もさっそくやってきたのでした。

2回目の講座で伝えている内容は、インタビューのやり方。

フリーライターになったとき、最初にぶつかった壁が「インタビューって、どうやるの?」でした。インタビューもしたことがない、ド素人がいきなりライターになってしまって、やり方を聞ける先輩もいなけりゃ、上司もいない。途方に暮れた私を助けてくれたのは、最初にお仕事をくれた編集部の方でした。が、取材に同行してもらったのは最初の1回だけ。だいたいの進め方は分かったけど、より良くするにはどうしたら良いのか? 他のライターさんは一体どうやってインタビューしているの?っていうか、私のやり方は合っているの?とライターになってからも、ずっーと不安でした。

今となって思うのは、インタビューのやり方は、本当に人それぞれあるので、ある程度「型」を知ったら、あとは自分のやりやすいように再構築していけばいいということ。

なので、講座ではまず「インタビューって、こんな感じ」というイメージが伝わればいいなと思って、内容を考えています。イメージが伝われば…とかいいつつ、ライター仕事の中でも断トツにインタビューが好きなので、思わず熱のこもった3時間となりました。

受講者のなつみさんが、さっそくレポートを書いてくれたので、詳しくはぜひこちらの記事を参考に!

講座では、過去に書いた記事の紹介も。ライターは文章を書くだけではない、こんなお仕事もあるのです。

インタビューと取材の違い

なつみさんに「インタビュー」について、延々と話しおわったあとで、ふと「インタビュー」と「取材」は同じように使ってしまっていたけど、ちょっと違うよな…と思い始めました。

たとえば、京都のガイドブックの原稿を書くときに必要なのは「取材」。一方で人物にスポット当て深堀するようなときは、「インタビュー」というのが、私の中の感覚。

それならば、取材とインタビューのやり方は明確に違う。この考え方で言うと、私が今回なつみさんにお伝えしたのは、「取材」の要素が強かったかもしれない。最終的に出来上がる原稿は同じであっても、そこにたどり着くまでのアプローチの仕方が違う。私は無意識にそのやり方を変えていたけど、一度ちゃんと言語化してみたいなぁと講座が終わってからぼんやり思ったのでした。

インタビューは宝探し

なつみさんのレポートを読ませてもらって改めて気が付いたことがあったので、noteにもざっと書いたのだけど、改めてここでも。

ブログの中で、なつみさんがこんな風に書いてくれていた。

たしかに江角さんって、講座中も私の話をじっくり聞いてくれ、普段からとても聞き上手なんだけれど、根底には「相手を思いやる気持ち」と「どんなことも吸収しようとする熱意」があるからなんだと、この言葉で気づいた。

「どんなことも吸収しようとする熱意」とすごくキレイに表現されていて、ありがたいなと思いつつ。気が付いたのは、私はどんな人の話にも何か絶対いいものがあるに違いないと思って話を聞いていたなということ。そして、その良いものを聞き逃したくない、なんなら私のものにしたいと思って、聞いていたと改めて自分を振り返った。

つまり、がめついのだ。

読書をしていても、人との会話の中にも、何かしら私の人生をよくしてくれる金言があるのではないかと思って、常に探している。読書も人の言葉も、いうなれば宝の山だ。でも、宝の山であるにも関わらず、自分が未熟だと、その宝に気が付けないこともある。

例えば、小学生が東大生向けの問題集を読んで、ちんぷんかんぷんであるかのように。東大生にとっては、問題集にある解説が正しい答えを導くためのヒントや助けになったとしても、小学生には解説の意味さえ分からない…みたいな。

そこに答えがあるのに、答えを見ても分からない状態。

つまり、人の話を聞いたとき、宝に気が付けずスルーしてしまうこともあるということ。でも、私はひとつでも多くの宝の存在に気付ける人になっていたいなと思っていて、まぁ、だからがめついのだなぁ。

本の中の文章にも人の話にも、そこに「ダイヤの原石」があるレベルではなく、すでにダイヤモンドそのものが散らばっていると思っている。ただ、そのダイヤの存在に気が付けるかどうかは、自分次第。

がめつく生きていたよなぁということに改めて気が付いて、ハッとしたのでした。

私自身の学びも多く、「教える」ということをさせてもらって、本当にありがたいなぁと毎回思います。

第1期のレポート記事一覧

全5回の講座内容は、第1期を開催したときにまとめているので、下記で(1)〜(5)までチェックできます!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

\京都ライター塾を主宰/

ライターとして活躍したいと思う人を、もっと具体的に応援したいと思い、この度ライター塾を始めてみることにしました。少人数クラスで、ライターとしての基本、話を聞くこと、書くことを学び、継続して仕事の依頼が来るライターとして活動できるようサポートします。

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