書けないときは、一度誰かに話すと書きやすくなる。

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先日の記事
書きたいことがありすぎて書けない状態を抜け出すには?
に続き、今日も「書けないときはどうするか?」について。

先日のライティング講座でも伝えたのですが、
私は取材が終わって、
いい話がたくさん聞けたときほど
インタビューが盛り上がったときほど
どんな風に書いたらいいのか迷って
なかなか書き出せない…ということがあります。

そんなときは、原稿を書く前に
「こんな面白い話を聞いたよ〜」と
人に話すことをしています。

人に話すことって、やっぱり取材で一番印象に残ったことだったり、自分が面白かったと思うこと、伝えたいなと思っていることを自然と選んで話しているような気がします。

そして、思うまま適当に話す中で
相手にとって分かりにくいことがあると、
相手が質問をしてくれます。

それってどういう意味?って。

質問してもらったら
「ここはもう少し詳しく説明をしないと伝わらないんだな」ということが分かります。

ならば、「原稿を書くときは丁寧に説明しよう」というヒントにもなるし、いくつか話した中で、あんまり興味なさそうだなぁというテーマがあったら、この話題はわざわざ原稿に書かなくてもいいかもなぁと判断することもあります。

書く前に誰かに話すことで
書きたいことが整理される。
すると、書きやすくなる。

このやり方はけっこう使えるので、
私は取材が終わって
編集者が同席してくれていたら
「これは面白かったですね」
「ここは入れたいですね」
と書く内容を共有したり、
誰かに話を聞いてもらって、
ざっくり書きたいことを整理をしておく →→ それを書き残しておくということをしています。

これをしておくと
わりとスムーズに書き始められるのです。

先日の記事では
●頭にあるものを外に出す
●箇条書きにする
とお伝えしましたが
場合によっては、
誰かに話すの方がやりやすい場合もあると思います。

書くより簡単で
手っ取りばやくアウトプットできて
反応ももらえる。

その上、へぇ〜!とか、面白いね〜!とか
言ってもらえたらうれしくて、
これは、早く書いて読者に伝えなきゃ!という気にもなるのです。

で、今月からライティングコーチを受けてくれる方から、とってもうれしいメールが届いたんですが。

by おちゃドラミ兼くりがしらだいごろうさん

アカウントを作ってから3年。
noteを書きはじめたとのこと!

まだ、お試しセッションで1回お話しただけだったんですが、話すことで最初の小さなアウトプットできて、それが「書く」行動に繋がったのかもしれないなぁって思いました。

書けるとスッキリすることも多いので
ホント私は書きたいけど書けない人の背中を
どんどん押していきたい…!

というわけで来月、年内最後の個別セミナーを実施するので、お話しに来ませんか。

これまではライター塾に興味のある方、
ライター塾への参加を迷っている方を対象にしていましたが、今回はライター塾に関係なく

●書くことに興味がある
●ブログの書き方を知りたい
●2021年の振り返りをしたい
●2022年の方向性について考えてみたい

という方も、ぜひお話しに来てもらえたらと思っています。
受付は明日11/25(木)正午からスタートします。

\年内最後!/
個別の「ライター診断セミナー」

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〜第6期京都ライター塾〜
全6回の講座は、土曜日の午前中に実施!

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おかげさまで大変多くの方に購読いただいており「無料でここまで語ってもらえるなんて!」「あったかくてホッとして読むとやる気が出る、私宛のお手紙のよう」など、とっても好評です!!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。