京都・出町桝形商店街にある出町座で、映画「ゴッホ 最期の手紙」を鑑賞してきました!

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以前、ブログで紹介した映画館「出町座」。
ここで、見逃した! と思っていた『ゴッホ 最期の手紙』が上映されるということを知り、最終日に飛び込みで行ってきました!

 

text by:江角悠子(@ezu1030

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出町座の会員になりました!

ゴッホが好きで、先日はゴッホ展に行ってきましたが、今回は映画。出町座の映画館、どんなかな〜と思っていたので、嬉しい。ここは入り口の券売機でチケットを購入して、窓口で座席を指定します(早く行った順に座席指定できるので、いい席に座りたかったら、お早めに)

今回、私は出町座の通常会員になりました! 3000円で会員になれて、招待券が2枚がもらえます。この日、夫と二人で見に行ったのですが、一般 1800円×2枚=3600円が会員になったら、3000円で2人(その日から使える)入れるのだから、これはもう会員にならないという選択肢はない! おまけに、次回から通常鑑賞料金は1000円(会期1年)だし。

カフェでドリンクを購入

1階のカフェでドリンクを購入。ここで買ったサンドイッチなども持って入って食べていいそう。京都シネマではドリンクしか持ち込みできないので、そうか〜と。懐かしの瓶コーラに私は自家製のジンジャーレモン。

映像美に最初から最後まで目が釘付け!

映画館は、京都シネマよりもギュッと、こぢんまりした空間でした。この日は最終日とあって、満席! 補助椅子も出るほどでした。

映画は、一体何千枚の油絵を描いたの!?と想像するだにため息が出るくらい、美しい油絵シーンの連続。大好きな絵が動くんですよ。ゴッホが横顔だけを描いていた、その女の人が映画の中では、こっちを振り向くんですよ。なんならストーリーはなしでもいいくらい、映像を見ているだけでも、すんごく面白いんですよ。

映画を見ていたら、ちょっと途中で飽きて来ることとかあると思うんですが、この映画に関してはずっーと、延々と見ていられる!という感じでした。いやでも、お話も興味深いんですが。絵が売れなくて苦労していたことはなんとなく知っていたけど、こんなにもゴッホが苦しんでいたのは、映画を見て初めて思い知ったという感じ。大好きな絵を描きたいだけなのに、そうすると弟一家を苦しめてしまうというのが、なんとも切ない。

映画の最後に、「ゴッホは生涯で800枚もの油絵を描いて、生きている間に売れたのはたったの1枚」という一文がありました。今なら、こんなにファンがいるのにな。SNSでいくらでも売れそうなのにな。早すぎたんだな、ゴッホは。時代がようやく追いついたのかな。

映画を見たら、もっとゴッホのことが知りたくなって、誰も知らない、ゴッホの真実を描いたという原田 マハさんの小説「たゆたえども沈まず」が読みたくなりました。




出町座のデータ

〒602-0823
京都市上京区今出川通出町西入上ル三芳町133(出町桝形商店街内)
075-203-9862
営業時間:10:00台〜23:00台

豆餅で人気の「ふたば」や、人気の京漬物のお店も桝形商店街のすぐ近くにあります!

ゴッホの展覧会に行ったときのブログはこちら。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。