今年も京都シネマの会員になりました(入会・更新は31日まで!)

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月に1度は映画館で映画を見たい!と思い立ち
COCON烏丸にある「京都シネマ」の会員になってはや4年。
いまだに「月に1度」が叶ってない上に、
会員になったらもらえるチケット2枚を
一年かけてやっと消費するくらいなのですが…。
今年も更新してきました。

年に2回くらいは映画見るわ。
という人は入っておいた方が絶対お得なので、
京都シネマの会員、激しくオススメします。

特に今「名画リレー」という企画があって、
過去の優れた映画を邦画・洋画問わず、あれこれ上映していて
会員は500円で!シアターで鑑賞できるというのだから
本当もう入らない手はないと思う。
入会・更新は、あさって31日までなのでぜひ!

そして、有効期限が今月末までだったチケットを使って、
「パリ3区の遺産相続人」を観賞。

内容はホームページより

舞台はパリ・マレ地区。疎遠だった父親が亡くなり、
パリの高級アパルトマンの遺産相続のためニューヨークからやってきたマティアスは、
早く売り払って借金を清算し、人生をやり直すつもりだった。
ところが、フランス独特の厄介な不動産売買制度「ヴィアジェ」が立ちはだかる。

というもの。

どこをどう切り取っても美しいパリの街並みに見入って、
あぁ、ここ通ったかもなんて見ていたのだけど、
ストーリーがなんか、途中からものすごい方向に展開していって、
ドロドロの人間関係が明らかになっていく感じで
見ていて胸が痛くなったのでした。

不倫をしていた父、の息子と
不倫をしていた母、の娘

が登場するのですが、中年といわれる年齢になってもなお
子どもの頃、私たちは親から愛されていなかったって、
辛かったって、親に訴えて涙するのを見て、
子どもというのはいつまでたっても、大人になってからでも、
親の愛を求めるのだなぁというのが、一番印象的だった。

でも、人の映画の感想なんて、ホント何の役にも立たないので
興味のある人はぜひ映画館へ行ってみてみてくださいね。

というのも、前回見た映画「人生スイッチ」が私はものすごく面白くて
ブログで大絶賛して、で、ブログを読んで見に行ったという方が何人かいらしたのですが。

ある会社の社長さんが、これほどに面白くない、
見て損をした(ここまでハッキリ言ってないですけどね)
今まで見た映画の中で、人生で、これほど自分に合わない映画はなかった、
と後日教えてくれて、衝撃を受けたのでした。

私があんなにも面白かった映画を、そんな風に思う人がいるのかと。
ま、いろいろな考え方があるのは、当たり前なんですが、
社長さんは、改めてそのことに気が付けて逆に良かったとおっしゃっていたので
なんかまぁ良かったなと思ったんですけど。

でもまぁ、いろいろな感情を揺さぶってくれる映画はやっぱりいいですよねぇ。
次は何を見に行こうかな。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。