京都国立近代美術館・ゴッホ展へ行ってきました!

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京都でゴッホ展があると知ってから早々に前売り券を購入し、開催する日を楽しみにしていたのですが、気が付いたら会期はもう今週末までと迫っており、慌てて行ってきました!京都国立近代美術館で開催中のゴッホ展へ!!

text by:江角悠子(@ezu1030

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ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

なんだか、ゴッホ展がすごい大勢の人で賑わっているらしい、というのをフェイスブックやツイッターで知り、朝一番なら大丈夫だろうと思ったのですが…。

9時30分の開館より10〜15分早く着いたというのに、美術館前にはすでに行列ができていました!ちなみに行ったのは、平日です。

すでにチケットを購入している人ですら行列なので、当日チケットを購入する人は2度行列に並ぶというような感じ。これから行こうと考えている方は、手数料もかからないので、オンラインでチケットを購入していくことをオススメします!

展示は、音声ガイドを聴きながら鑑賞しました。絵の横にある解説文の文字が小さくて、人も多くて見えにくかったので、音声ガイドがあって良かったなと思いました。一人520円。

それにしてもゴッホが、こんなにも日本の浮世絵に傾倒していたとは知らなかった。

前々からゴッホの描く世界が好きで、この「夜のカフェテラス」に出てくるカフェは今も実在すると知り、いつか行きたいと思っていたのだけど、今度はゴッホのお墓にも行きたくなった。(ちなみにこの絵は夫が模写したもので、今回の展示にはありません)

1枚だけだったけど、自画像が見られたのも良かった。

それとゴッホですら、どんな風に絵を書くかを必死に模索して、試行錯誤してたんだなぁというのが分かって、そうかぁと思う。天才も苦悩してたのだなぁ。好きに描いてたら、描けた!ってわけじゃない。

 

立体になった「寝室」

4階のコレクション・ギャラリーでは、京都限定企画、大阪を拠点に活躍する現代美術家・森村泰昌さんによるファン・ゴッホ関連作品も展示されていました。

この「寝室」という絵も大好きなんですが、それが立体になっている…!

そしてお約束、森村さんがゴッホになっている…!

で、これは立体の「寝室」にゴッホになった森村さんが佇んでいる写真。おもしろい!!!(夫の作品「七人のフィンセント・ファン・ゴッホ」も飾ってもらったらよかったのに)

京都国立近代美術館の4階からは平安神宮の大鳥居がこんな風に見渡せます。気持ちいい!

1階では、「美術家イチハラヒロコと箭内新一によるインスタレーション」がやっていました。イチハラさんの言葉って、何気ないのに、なんか、いつも心のフックに引っかかるんだよなぁ。

 

—-

あんなに世界のいろんな美術館に点在しているゴッホの絵画が、こうして一同に会して、まとめて見られるなんて、本当にありがいことだと思って、開催に関わった人すべてに感謝したくなりました。ありがとうございます!!!

というわけで、ゴッホ展は今週3月4日の日曜日までです!!




 

京都国立近代美術館

京都市左京区岡崎円勝寺町26-1

ゴッホ展の会期
2018年1月20日(土)~ 3月4日(日)

開館時間
9:30~17:00(金曜、土曜は20:00まで開館 *入館は閉館の30分前まで)

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。