【ライターお悩み相談室コラム】手っとり早く一歩先ゆくライターになる方法

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書くことを仕事にしたい人のためのライター塾
書くを仕事に!京都ライター塾」を主宰する
フリーライター歴14年の江角悠子です。

以前書いた記事で、クライアントがどんな原稿を期待して、ライターに依頼しているのか? それを丁寧にヒアリングすることが大切ということをお伝えしました。

クライアントが期待する原稿が書けたなら、プロのライターとしてまずは合格でしょう。

今回は、その一歩先を行くライターになる方法をお伝えします。

期待どおりに書けたとしても、そういうライターさんはざらにいますし、プロならそれが当然です。では同じようなレベルのライターさんがたくさんいる中で、選ばれるライターになるには???

それは、

期待以上のライターになるということ

こう言うと、まず一番に原稿のレベルを高める、という方法を思いつくかもしれませんが、選ばれるライターになるには、実は、文章力以外のこともすごく重要だと思っています。

たとえば、こんなライターさん。

●メールを送ったらすぐに返事をくれる
●ワード原稿が[リード][本文]など、項目ごとに分けてあり読みやすい原稿をあげてくれる
●記事に合わせたイメージ写真をいくつかピックアップ、提案までできる
●礼儀正しく、電話やメールのやり取りもスムーズ
●原稿には誤字脱字が絶対ない
●修正の依頼をしても気持ちよく対応してくれる

あなたがもし原稿を依頼する側になったとして、同じレベルの原稿を書けるライターさんが2人いたとしたら。

返事が遅い人よりは即レスしてくれるライターさんに仕事をお願いしようかと思うでしょうし、どんなに原稿のレベルが高くても、態度が悪いライターさんとはやり取りしたいとは思わないのではないでしょうか。また、依頼した原稿だけ上げてくれるライターさんよりは、写真の提案までしてくれるライターさんの方が助かるから、無意識にそのライターさんを選んでいるかもしれません。

私たちは機械相手に仕事をしているわけでないので、結局さいごは「人となり」じゃないのかなぁと思うのです。

クライアントさんに「あ、またこの人と仕事をしたいなぁ」と思ってもらえるかどうか。依頼が途切れないというのは、ここが肝になると思うのです。

先日、Twitterでこんなつぶやきを見かけました。

ライターも編集者も同じ。一緒に仕事をしたくなる人って、つまりは、こういうことだなぁと思う。

仕事を一度依頼してもらっても、そのあとが続かない…という場合、もしかしたら、問題は文章力じゃないのかも知れません。

最初のメールのやり取りからして、どんなライターなのか、見られていると思っても良いと思います。

1月に実施する単発のライティング講座では、上記のように、文章術だけではない、すぐにでも取り入れられる具体的な方法をお伝えします。

こうした、ちょっとしたことの積み重ねが、依頼の途切れないライターになる近道だと思うのです。

今年登壇させてもらったら宣伝会議のライティング講座でも

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。