先日、2年ぶりとなる人間ドックへ行ってきました。40歳を過ぎ、健康管理をしていかないとヘルシーに年を重ねていくことはできない。特に自営業だし身体が資本。何より病気は予防が一番!ということで、人間ドックへは毎年行くようにしたい思いつつ、前回受けたのは2017年夏のこと→京都第二日赤の人間ドックにいってきた(胃カメラ、初体験)
昨年もずっと心に引っかかったままだったものの、結局バタバタしたまま行けず終了。今年こそは!と思い、夏ごろに予約をしようとしたら、なんと3ヶ月先しか空いておらず、この度ようやくその日がやってきて、夫と二人で行ってきました。
今回行ったのは、京都予防医学センター
私は「京都芸術家国民健康保険組合」の一員で、毎年人間ドックを受ける際に提携してところへ行けば補助が出ます。
いろんなところがあるなかで、なんとなく良さそうだなぁと思って、今回選んだのが「京都予防医学センター」。サイトを見てみると、施設がものすごくキレイ!
果たして着いてみたらホテルのように隅々までキレイで、「これから人間ドックかぁ…」と沈みがちな気持ちも明るくなるというもの。
前日は夜10時から飲食禁止。朝も水を少し飲んだだけでいざ病院へ。
当日、検便を2日分提出しなければ行けないところを、私は1日分しか用意できず。
そうしたら、10日以内に持っていけば、それもあとから検査してくれるとのこと。家から距離があるし、郵送しますと言ったら、それはできないといわれ、後日持っていくことに。まぁ、検便を郵送されても、嫌だよね、郵便屋さんは。
着いたら、まずは検査しやすい服に着替えて、さっそく体重や身長を計る。視力、聴力、肺活量などなど、いろんな検査項目を言われるがまま,次々とやっていく。
キレイな待合室があって、雑誌もたっぷり用意されているのだけど、システマチックに空いたところへと次々と呼ばれるので座る間もあんまりないくらい。
複雑なパズルをうまく組み合わせるかのように、空いたら次の人、次の人、次の人という感じで回されていくのは、待たされるのが嫌いな私にはうれしきシステム。
胃カメラはやっぱりしんどかった!
人生3回目の人間ドックにて、人生2回目の胃カメラ。初めてのときは胃の検査でバリウムを飲んだのだけど、それはそれはしんどくて(まるで、ゴムが溶けたようなみたいなバリウムを飲むのが嫌だし、それを飲んだあとゲップを我慢し続けるというのも大変だった)、前回から胃カメラにしたのですが、まぁこれもしんどい。
※京都予防医学センターでは、胃カメラに変更するのは、プラス料金が必要。
胃カメラ検査は、胃の中に空気を入れながら検査するので、どうしてもげっぷが出る。それも部屋中に響き渡るような、かなり壮大なゲップが。でももう苦しすぎて、恥ずかしいとか、みっともないとか、そんなのはどーでもよくなってくる(スタッフさんたち、1日に何回もゲップ音聞かされて、大変だなぁと思いつつ)。ただただ苦しい。検査時間は、わずか7〜10分くらいだと思うのだけど、やっている最中は異常に長く感じられるのだよな。。。
胃カメラ、地獄。こんなの思いついたの誰だ。出産時のウミガメのごとく、涙流して、ヨダレ流して惨めだし、苦しいし、何なの。看護師さんがずっと優しく背中さすってくれてて、救われた。地獄に仏とはこのことだと涙流しながら思う。
— 江角悠子|ライター・京都くらしの編集室 (@ezu1030) November 27, 2019
今回も泣きながら(勝手に涙が出てくる)の胃カメラとなったのだけど、看護士さんがずーっと優しく背中をさすってくれていて、そのぬくもりだけを頼りに何とか乗り切れた。終わってから「あの背中さすってもらえるのに救われたよね!!」と言うと、「あんなん、何の役にも立たん」と真逆のことを言っていて、面白いなぁと思う。
あの背中スリスリがなかったら、わたし耐えきれなかったかもしれないのに。
胃カメラ検査の結果、私の胃はとてもキレイで、特に問題なし。ただ胃酸が逆流する「逆流性食道炎」の気配があるけれど、今特に何も感じていないのなら大丈夫とのこと。胸焼けとか特に感じないのでまぁ様子を見ることに。
あと、ちいさなポリープが一つあったけれど、これは健康な胃に見られる良性のポリープなので、気にしなくていいとのこと。
まぁほぼ健康体ってことでホッ。
血液検査の中間報告
最初の方でやった血液検査の結果を合間に教えてもらえました。検査結果を待たずして、ある程度現状について教えてもらえるのは、とてもいい。私は現状、コレステロールも中性脂肪もガンマ値も、どの数値も基準値に収まっており、何の問題もなし!良かった!
施設も素晴らしく、スタッフの方も感じよくてきぱきとしていて、あっという間に人間ドック終了。9時受付で11時10分には終わっていた。私は婦人科系の検査もあったけど、それがない夫はもっと早く終わってた。
京都予防医学センターの人間ドック、す〜ごく良かったのだけど、ただひとつ難点を挙げるとしたら、婦人科の男の年配の先生がものすごく威圧的で、嫌だったなぁということ。婦人科系の検査はすごく繊細で、避けられるもんなら避けて通りたいくらいなのに、先生が高圧的で無愛想だったら、本当にもう救いようがないのだよね。
最後におまけで握力チェック。
自分の握力がどのくらいなのか、知る吉もない。握力検査をやったのなんて、小学生以来かも。なんと!平均値よりだいぶ低くてショック。
握力と足の筋力は連動しているらしく、握力が少ないということは、足の筋力も衰えているかもしれないとのこと。歩くことで鍛えられますと教えてもらい、やっぱり運動しないとなぁと改めて思う。
人間ドック終了後のご褒美ランチ
前回もそうでしたが、人間ドックが終わると、ランチのチケットがもらえます(病院によると思うのだけど)。まぁ、あらかじめ料金に含まれているとは思うのだけど、頑張ったご褒美のようで、とってもうれしい。
京都予防医学センターでは、近隣の4つのお店から好きなところが選べるようになっていました。
私たちが選んだのは、京都アスニー内にある「福助西陣店」。カフェや豚カツのお店がある中で私は和食が食べたかった!
朝ご飯抜きでお腹が空いていたため、二人ともガッツリ系を選ぶ。私は天丼。異様においしくてガツガツ食べてしまう。
夫は豚カツ定食。
ひとまず、やるべきことを終えてホッとした秋の1日。
1年に1回くらいは、自分の健康について真剣に考える日を設けなくてはな。