先日の区民運動会の日、4歳の娘は校庭のはじっこで、ずーっと鉄棒をしていた。ずーっとずーっと本当に1日中していた。おかげで、私も夫もほとんど娘の面倒を見なくてよくて、すごくラクチンだったんだけど。
で、娘が鉄棒で何をしていたかというと、空中逆上がり?というのか、いったん逆上がりができた状態で、もう一度回転するという技を、一人で練習していたようだ。
保育園の先生に聞くと、年長さん(5〜6歳)になってようやくできるようになる子がいるという技だそう。
娘は保育園でもずっと練習していたらしく、この日も場所を変えて、引き続き練習をしたかったらしい。
そして練習の成果が実って、この日とうとう空中逆上がりができるようになった!!!と、うれしそうに私に報告してくれた。しかも3回続けてできるようになったんだと自慢気に。
娘は運動神経が良く何でも器用にこなしてしまうので、簡単にあっという間に何でもできるんだと思っていたんだけど、実はずーっとずーっと努力をしていたんだなと、このとき初めて気が付いた。
練習のしすぎで娘の両親指にはまめができて、皮がめくれてしまっていた。それでもずーっとやってたんだなぁ、4歳児が…と思ったら、何とも言えない気持ち。あぁ、私も頑張らないとなぁと背中を押されたような。
始めから何でも器用にできる人なんていないんだよなぁ。こうやって人の知らないところで、ずっと努力しているからこそ、花開くんだよなと思い知らされた感じ。
日々、子どもたちにいろんなことを教えてもらっている気がするよ。