2025年5月、サザンオールスターズのライブ@京セラドーム大阪へ参戦!

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※今回のブログは、ぜひ脳内にサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」を流しながら、読んでほしい。

昨日、京セラドーム大阪まで、サザンのライブに行ってきました。サザンに関しては、私はファンと名乗るほどではない、「いい曲だよなぁ」と言う程度に聴いてきたレベルなのですが、オット氏がアルバムは聴く用と保存する用と2枚買うほど、本気のファン。

…にも関わらず、桑田佳祐が「神」すぎて、恐れ多くて人生で一度もライブに行ったことがないというので(意味不明)、はぁ?行きなよ!とそそのかし、一緒にライブに行ったら最後、私もすっかりサザンにハマってしまったのでした。

サザンのライブのなにが素晴らしいかというと、観客を楽しませることに、大の大人が、ものすんごいお金をかけて全振りしていることかなと思います。「オレの歌を聴いてもらいたい」とか、「オレたちの演奏を楽しんでもらいたい」とかではない。

どうしたら、この場にいる全員が楽しんでくれるか。莫大なお金をかけて、壮大に仕掛けてくる。

私たち観客は、それを純粋に受け取って、ただただ楽しさに身を任せるというか。そこがすごいなぁと毎回思う。これこそ「エンターテインメントの神髄だな」というのを体験させてもらっているような気になるのです。

桑田佳祐の生歌は、リアルで聴くとマジですごくて、胸がじんじんしてくる。今朝、メイクをしていたら、やけに肌つやがいいし、水分たっぷりで弾けんばかりに潤ってるなぁと思ったのだけど、それはたぶん昨日、ライブでエネルギーチャージしたからかなと思った。内側に効く。桑田の生歌は美容液よりもパワーがある。

そして、ライブの途中でふと「あ、地球、楽しい」と思った瞬間があった。私は、こういういろんな楽しい体験をしに、地球に来たのだったと思い出したような気がして、私はもっと人生を楽しみたいなぁと思ったのでした。

あと「夢中になれる瞬間」って、やっぱり人生に必要だなぁと、あらためて。

サザンのライブも、ZINEを作る時間も、文学フリマに出店するワクワクも。あの「気がついたら夢中になってた」という感覚を、私はもっと増やしていきたい。


私は地球をまだまだ楽しみたい。

ライブ直後の備忘録。

今回は、アリーナのめちゃくちゃ後ろの席(Fブロック)で、「隣町にいる桑田さんを見てんのかな?」ってくらい遠かった。豆粒。真正面だったから、前の人が立つともう全然見えない。以前は、真正面ではなく、ナナメだったから、豆粒でもチラッと見えたのに、その豆粒ですら、なかなか見れなくて、ほぼ画面でしか見れなかった。

ニューアルバムを前日に慌てて聴いて一夜漬けしたんだけど、オットが「ここテストに出ます」と教えてくれた曲が流れてきて、聴いといて良かったと思う。それにしても「ミスブランニューデイ」でブチ上がり、「希望の轍」で泣いて、「勝手にシンドバッド」で爆発した。楽しい。みんなで、桑田さんに合わせて、こぶしを突き上げて歌う一体感。すごい。

隣りのおじさんとちょっとおしゃべりしたんだけど、グッズ売り場がわからなくて聞いたら、「会場の外ですよ」と教えてくれた。「チケットあれば出られると思うし、絶対に行った方がいいですよ」と親切に教えてくれた。気のいいおじさんだった。ライブ中、歌のほとんどを歌えるくらいマジのファンの方だったけど、なんとライブに来るのは初めてだそうで、ファンクラブにも入っていないとか。絶対ファンクラブに入った方がいいよね。とオット氏と話す。いろんなファンの方がいるんだなと思う。好きの形は人それぞれ。

で、結局、ライブの途中でトイレに行ったんだけど、トイレに行くと、いったん部外者になる感覚が面白かった。外から、ライブを見ている感じ。こんなすごいライブに今私は来てるんだと外から見て、席に戻ると、また中に入る。その感覚が面白かった。いったん外に出ることで、中にいることの魅力を改めて強烈に味わえる感じ。良かった。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。