あなたがダメなのではなく、やり方が間違ってるだけ。

  • ブックマーク
  • -
    コピー

先日、話し方教室に行って気付いたこと、続き。

↓前回の記事はこちら↓

話し方教室の先生によると、伝わる話し方をするにはまず、滑舌よく話すこと。そのためできる第一歩としては、口を大きめに開ければいいとのことだった。

あと、息が漏れるような話し方は喉を痛めるので、仕事として長く話していきたいなら、息が漏れないような話し方をするといいとのこと。

私は、少し息が漏れるような話し方をしているそうだ(自分ではいっさい分からないが)。でも、それは悪いことではない。吐息が漏れるように歌う歌手もいると先生は教えてくれた。それが魅力であり個性にもなり得る。ただ、講座やセミナーをするには、そうじゃない方がいい。

そして、私の声なら地声で伝えるより、マイクを使った方がいいという提案もしてくれた。なるほど。次から取り入れたい。

あと、私は口の開き方が少ないそうだ。つまり、口をあまり開けずに話しているということなのだが、先生はあらゆることをポジティブに伝えてくれるので、「江角さんは、お口の動きがちょっとエコです」と表現していた。面白い。

そこから口を大きく開けて声を出す練習、舌の動きを良くする発声練習などをする。30分くらいしたら、腹の底から声を出せている感覚があった。

大きな声を出すなんて、日常ではめったにない。嫌すぎる…と思ってブロックを感じた。そして「あ、そういえば私は声を荒げる人が苦手だから、声が小さめなのかもしれない」と気付いた。これも子どもの頃、父に恫喝されてきた影響か。うーむ、すごい。

また「誰も私の話を聞いてくれない」と思うこともよくあった。「誰も私になんて興味がないんだな」と悲しく思っていた。けれど、そもそも私の声が小さくて届いていなかったのかもしれない。聞こえないような声で話されても届かない。ぼそぼそ話されても聞く気が起きない。

と、ここまで書いてきて気が付いたが。

私は自己否定がすごかったけれど、「私」が悪いんじゃないんだなと思い至った。私がダメなんじゃなくて、私の「やり方」が間違っていただけなんだな。

たとえば、話を聞いてもらいたいと思ったなら、聞いてもらえるように大きめに話せばいいだけで、私に魅力があるとか、ないとか、そういうことではないのかもしれない。

すべては、やり方しだい。うまくいっていないなら、やり方を変えればいいだけなのだとハッとした。

たとえば、ライターになってはみたものの、仕事の依頼がない、上手く書けない、思うように稼げない。だから、私はダメなんだ、才能がないんだと思っている人がいたとして。

その人がライターとしてダメなのではなくて、やり方を知らないから上手く行っていないだけの場合が多い。

ならば、やり方を学び、それを実践すれば良いということになる。ライター塾をしてみて、本当にそういう人が多かったので、早くちゃんとやり方を知ってほしい!!という思いでライター塾をしている。

そういう人に出会うと、もったいなさすぎて私は地団駄を踏みたくなる。あなたはもっと評価されるべきで、価値がある人なのに。そんなところで悩んでいる場合ではない。

私は、ライターとしての記事の書き方や、原稿料を稼ぐ方法を知っている。だから、もしそういう人がいたらぜひ動画で学んでほしい…!(買ってね)

と、最後は話し方教室の内容からズレてしまったけれど。

さて、私の主宰しているオンラインサロンには、添削プランと言うのがあるのですが。それを受けてくれている、ぶらうん太郎さん。添削をたった3回体験しただけで、驚くほどのびのびと感情を載せて文章を書かれようになったなぁと驚いたので、ぜひ紹介させてほしい。

いつかトトロに会える日が来ると、大人になっても信じている

「声に感情を乗せないと伝わらない」と、昨日のブログにも書いたけど、言葉にも感情を乗せないと伝わらない。

熱量のこもった文章はやっぱり読んでいてすこぶる面白いなぁと思ったのでした。

書きたいけど書けない人へ。無料メルマガ配信中!

おかげさまで大変多くの方に購読いただいており「無料でここまで語ってもらえるなんて!」「あったかくてホッとして読むとやる気が出る、私宛のお手紙のよう」など、とっても好評です!!

私の講座やセッション、イベント等はメルマガのみでご案内することがほとんどなので、ぜひメルマガを登録してみてください〜。

 

\京都ライター塾を主宰/

ライター未経験の方や、ちょっと繊細な方も4カ月で「書くを仕事にする」ために必要なことが「ひととおり」学べる「京都ライター塾」。2024年1月スタートの第10期はグループ講座・動画視聴コース共に満席となりました。次回は、2025年1月開講予定です。最新情報はメルマガにてお届けいたします。

  • ブックマーク
  • -
    コピー

この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。