夢が自動的に叶っていくシステムの作り方(3)やらざるを得ない環境に身を置く

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先日からお届けしている、私なりにたどり着いた「夢が自動的に叶っていくシステムの作り方」

1)どうすればできるかを考える
2)「今」の私ができることをする
3)やらざるを得ない環境に身を置く

今日は、3つめの「やらざるを得ない環境に身を置く」です。

自分が本当にしたいことのはずなのに、できない、ということがたくさんあります。

今回は「京都ライター塾を始める」という夢を叶えるまでの過程を紹介しつつ解説。

私は数年前に「自己分析ノート」を書いてみて、「教えることがしたいんだなぁ」と気が付きました。

ちょうど大学でも講義を担当させてもらうようになり、書く以外の方法で、伝える楽しさを感じ始めていた頃。

学生だけじゃなくて、これからライターになりたいと思っている人、書いてみたいと思っている大人にも、書くことについて何か伝えられたら、と思うようになっていたのです。

ですが、そこから実際に始めるまでに、私は2年かかっています。

大学で教え始めていて、教える技術は
つたないなりにも一応あって
教えたいという情熱もあって
あとはやるだけなのに、怖くて
どうしても行動できないのです。

あと、日常に流されてしまうというのも大きかった。

死ぬほどやりたいことではない
これまでの習慣で、ただやっている仕事をつい優先してしまう。

だって、そっちの方が慣れているし楽だから。

自分が本当にしたいことは、いつも後回し。
私の人生なのに、私のやりたいことは
いつも最後で結局時間がなくなって、
「あぁ、今年も何もせずに終わったぁ」となっていたのです。

この期間が、1年ほどありました。

で!

これではいつまで経っても
私のやりたいことはできないと思って、
本腰を入れて、コーチングをしてもらいました。

1ヶ月に一度、コーチとセッションする時間を持ち、来月までに●●●●●しますと約束するのです。

当時受けていたコーチングは
2時間3万円でした(た、たかい〜!!)

毎月3万円も払っているのだから
絶対に元を取りたい=やらざるを得ない。

コーチと約束をしたのだから、やろう!という強制力も働いて(毎月きっちり約束が守れるわけではなかったのですが、それでも)少しずつ前に進んでいきました。

一人で夢を叶えようとしていたら
たぶん無理だった。

だけど誰かに助けてもらって
やらざるを得ない環境に身を置くことで
なんとか自分を動かしてきたという感じ。

結局、1年間コーチングをしてもらって、
2020年にようやく「京都ライター塾」を始めることができたのでした。

思いついてはじめの1年はうじうじ考えて
コーチングを始めてから1年、
少しずつ準備して、トータル2年かけてようやくスタート(長い…でもコーチングしてなかったらもっと時間がかかっていたか、叶えていなかったかも)。

「やらざるを得ない環境に身を置く」

というのは、コーチング以外にも
講座を受講するとか、一緒にやる仲間を見つけるなど、いろいろ方法があると思います。

私が「毎月1回は映画館で映画が見たいなぁ」と思ったときは、まずシネマ会員になりました。

そうすると最初にチケットが何枚かもらえるので、期間内に消化しないともったいないのです=無理やりでも行く。

叶えたいこと、やりたいことがあったら
自分を無理やり動かすには、どうしたらいいか?を考えるのです。

モチベーションに頼ってたら
永遠にやる気スイッチなんか入らないので。

やる気スイッチが入っても入らなくても
自分が動く方法を考える。

3年前からスポーツジムに通うようになりましたが、それも大学の講義の行き帰りに必ず通る道にあるジムを選んで入会しました。

毎週仕事があって、ジムの前を絶対に通るので、「じゃあ、寄っていこうかな」と思うのを利用しているのです。

たぶんわざわざ行くというのでは、通い続けるのは難しかった。

そんな風に、どうすれば「自分」が自動的に動くかを考える。最初はエネルギーがいるかも知れませんが、そこさえ整えておけば、あとは流れに乗るだけ。

●映画のチケットの期限が来そうだから行く。
●帰り道に通るから、ついでにジムに行く。
●コーチングのセッションがあるから、少しでも作業をやっておく。

自分が本当にしたいことのはずなのに
ここまでしないと動かないってどういうこと?
と思うのですが、日常に流されていると、ゆっくり休むことさえままならない。

仕事も、忙しくて断わらないといけないはずなのに、依頼されるとうれしくて、つい受けちゃって、自分が見たかった映画はまた今度。行きたかったカフェもまた今度。

自分がちょっと我慢すればいい、と思って、ずーーーーっと自分を後回し。

結果、自分のやりたいことは一つも叶えずに死ぬ、みたいなことにもなりかねないと気付いた瞬間があって、自分がやりたいことは、強制的にできるようにしておくことが大事だわ!と思うようになったのでした。

あ、クルーズ旅行でたとえると
稼ぐ努力をしたあとは、入金されると
自動的にお金が口座に積み立てられるシステムにしておくとか(エジプト旅行に行くという夢は、完全にこのシステムで叶えた)。

勝手に、自動に、仕方なく(笑)
みたいな感じで、そっちに進むようにしておく。

1)どうすればできるかを考える
2)「今」の私ができることをする
3)やらざるを得ない環境に身を置く

以上が、私なりにたどり着いた
「夢が自動的に叶っていくシステムの作り方」です。

次回は、

◎ライターになる
◎出版する

の夢をどう叶えてきたのか、その過程を紹介します。

これまでの記事↓

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。