書くことを仕事にしたい人のためのライター塾
「書くを仕事に!京都ライター塾」を主宰する
フリーライター歴15年の江角悠子です。
このコラムではこれからライターを目指す人、
ライターになったけど悩んでいる人に向けて
ヒントとなることを目指して綴っていきます。
昨日はライター仲間と
「大人の遠足第3弾」として、
長楽館のアフタヌーンティーへ行ってきました。
取材じゃないし原稿も書かなくていいため
誰も味の表現に凝らない。
ただひたすら「おいしい」「おいしい」(語彙力)と言いながら、スイーツを満喫しました。
で、昨日話した中で一番印象的だったこと。
ライターの大先輩が
どう頑張っても1日に最高1万字しか書けない
と言っていたという話。
1日に1万字も書けたら、
私だったらバンバンザイ!
それ以上何を望むんだ?と思うんですが、
当人にしたら「1万字しか書けない」という
感覚なわけです。
そういう人たちと
比べちゃいけないよねぇ(笑)
という話をしたんですが、
ホントそうだなぁと思って。
例えば、私は吉本ばななさんの書く文章が好きなんですが、昔は「なんで私は吉本ばななさんのような文章が書けないんだろう」と思ってたんですよね。悔しいなぁって(笑)
今考えたら、は?誰と比べてるの?
って話なんですけど。
また別のときには。
知り合いのライターさんに
すごくたくさん仕事してる人がいて、
私なんて、たったこれだけの仕事量…
って、落ち込んだときがあったのですが
あるとき気付いたのが、
私は今、子育てをしてるということ。
比べていたのは、
独身のライターさんだったのです。
子育てしてる人とそうでない人とは
圧倒的に自由時間が違うはずなので
そもそも前提が違うのに、
比べるのもおかしいなぁって気が付いて。
そこからは、比べなくて良かったんだと
すごく気が楽になりました。
そもそも人と比べなくていいんだなぁ
とは思いつつ、それでもまだ比べてしまうけど。
でもやっぱり
1日1万字書ける人と比べない。
立場が違う人と比べない。
そもそも人と比べない。
比べるべきは、過去の自分だけと
言い聞かせています。
昨日の自分よりちょっとでも成長できてたら
それでもう充分じゃないのかなぁと今は思います。
いつかは、1日1万字書けるようになりたいけれども!!!
その方は確か50〜60代とかなので
その年になった頃、そんな風に言えているように
とにかくまぁ書き続けるしかない。
昨日の自分より少しは成長しているように。