書く前にすべきこと。

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ブックライティングを担当した書籍
亡くなった人と話しませんか」は、
ありがたいことに
11回の増刷をして9万部発行の
ベストセラーとなりました。

担当してくれた編集者の方は
幻冬舎で何冊ものベストセラーを出している
敏腕編集者の方。

ブックライティングが初めてだった私に
口を酸っぱくして言っていたのが
「江角さんが本当に理解したことだけ書いてくださいね」ということ。

分かったつもりになって書いた文章は、
読者には一切伝わらない。本当に自分が分かったことだけしか書かないでください、と。

まぁこの本は、タイトルをみると分かると思いますが
内容は思いっきりスピリチュアルなことで
インタビューでは、
「天国と地獄はあるのか?」みたいなことも
話していました。

いや…何の霊感もない私が
「本当に理解する」ことはおろか
まったく想像もつかない
ちんぷんかんぷんの世界。

なので、自分なりに理解するために
インタビュー音源を何度も聞き直し
スピリチュアル本を何冊も読みあさり
深く深く、考えて考えて
自分なりに理解するという作業をしました。

それでも理解できなかったことは
著者のサトミさんに追加インタビューをして
結局、原稿を書き終えるのに
2年もかかってしまいました。
(通常のブックライティングは1ヶ月〜4ヶ月ほど)

私がサトミさんの言っていることを
本当に心で理解するのに
それだけ時間がかかってしまったんだなぁと思います。

でも、時間はかかりましたが
私が本当に腹落ちして、こういうことだな!と
理解したことだけを書いたので、
見えない世界のことを書いてはいますが、

●すんなりと自分に吸収される感覚がありました。

●とても自然な感じであの世とこの世の有り様が理解出来ました。

●本当に読みやすい本だった。

などの感想をたくさんもらいました。

この経験から、伝わりやすい文章を書くためすべきことは、テクニック的なこともありますが、まずは書き手が、これから書く内容を深く理解していることが大事だと思っています。

理解したことを書くために
インタビューでは分からない部分があれば
根掘り葉掘りしつこく本当に分かるまで
聞きますし、足りなければ資料も調べるし、
いろんなところに確認もするし
そうして自分の中にいったん落とし込んで
かみ砕いたものを書く。

書く前にすべきことは
理解すること。

インタビュー記事を書くのも、
エッセイを書くのも。

まずは自分が深く理解していないと
伝わる文章にならないんじゃないかなぁと思う。

テクニックより以前に
実はここが一番難しかったりするなと思ったのでした。

ライター塾ではこの書く前の考える、
理解する作業もどうするのか?
一緒にやっていきます。


考える習慣がつくと、人生が好転します。

無料説明会、まだまだ受け付けています!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。