大切なのはそれが好きであること。

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先日、新聞を読んでいたら
法政大名誉教授・田中優子さんの
インタビュー記事が載っていて、
メモしておきたい言葉があったので
ここでもシェア!

インタビュー記事では、
江戸文化の奥深さについて書いてあったのですが、

(江戸時代の)人々は自分の能力の有無や競争には関心が薄かった。大切にしたのはそれが好きであること。そして互いの作品の評価です。単純な良し悪しでなく、どのようにすばらしいか、言葉を尽くした。

とあり、
「大切にしたのはそれが好きであること。」
という一文に心奪われました。

好きだけでいいんだなぁって改めて思って。

たとえば、絵を描きたいと思って
絵を描くけど、ほかの人と比べて
私の書く絵は下手くそだなぁ、
才能ないんだなぁって
諦めることはなくて。

ただ好きでいい。

能力の有無や競争なんて気にせず
好きであること、
その素晴らしさを楽しむこと。

と、私は解釈して
とても心救われる気がした。

文章を書くこともそれと同じで。

書くことが好きなら
ただそれだけでよくて
文章が下手だとか
あの人より稼いでないからとか
思わなくてよくて
好きだから書き続けるでいいってこと。

あの…BTSのメインボーカルの1人が
グクって言うんですけど。

何かのインタビューで彼が
ただ歌とダンスが好きでやっていたら
ここまで来たっていうようなことを言っていて。

今や世界的なスターも、元々は
「好き」から始まってたんだなって。

好きって大事なんだなと
そこでもまた思って。

好きだったら極めたくなるし
好きなことをしていて
誰かが喜んでくれたらうれしいし
好きなことで稼げたらもっとうれしいしい。

そうやって、
何かに繋がっていくかも知れないけど
最初の最初はとてもシンプルな
「好き」という気持ちから始まっているということ。

「好き」って思う自分の気持ちを
大事にしてあげたいなぁと思った朝でした。

もうこないだから大変!
「見たら最後」


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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。