ブログがただの日記にならないように意識していること。

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書くことを仕事にしたい人のためのライター塾
書くを仕事に!京都ライター塾」を主宰する
フリーライター歴15年の江角悠子です。

このコラムではこれからライターを目指す人、
ライターになったけど悩んでいる人に向けて
ヒントとなることを目指して綴っていきます。

6月に入ってから
また日記を書きはじめることにしました。

ブログでは、
#つれづれなるままに雑記」というタグで
ときどき日記を書いています。

先日も朝15分だけと決めて
サクッと日記を書いたのですが、
想像以上のアクセスがあり
渾身の、時間をかけて書いた記事よりも、
なんてことない日記の方がアクセスがよかったりするんだなぁって思ってビックリしました。

ホントどんな記事もアップしてみないと分からない。

さて、「ブログが書けない」という人からよく
「書いても、ただの日記になってしまう」
「日記ならブログに書く必要があるのかなと思う」といった相談があります。

たしかに。

「昨日タピオカ飲んだ、おいしかった!」
みたいな日記が読んでもらえるのは
ファンが大勢いる有名人や芸能人だけだと思う。

でも、なんで私の書いた日記に
興味を持ってくれる人がいるのかというと、
私が日記を書くときに意識していることが1つあって、
それがあるからかなと思う。

それは

ある物事に対して、自分がどう考察したか?を必ず入れていること。

一歩引いて、客観的に物事を捉えてどうだったのか
自分なりの視点を入れるようにしてること。

たとえば、こんな感じ。

以前、娘が冬の寒い朝、
どうしても公園に行きたいと言うので連れて行ったときのこと。

渋々行ったんですが、いざ出かけてみたら、
晴れた冬の朝の空気がものすごーく気持ちよくて、
最高だったんですよ。

日記だったらここで「行って良かった」って
終わると思うんですが、
私はそこでもう一歩踏み込んで、こう考察しました。

私が素晴らしい!最高だ!と感じた景色は、
娘にむりやり連れだされなければ出会えなかった景色で、
子どものおかげでこうやって世界は広がっていくのだなぁって。

自分一人では決して出会えなかった世界を
こうして見せてもらえるというのが
子育ての醍醐味なのかも知れないなと思って
【子どもがいるからこそ、出会える世界がある】
というタイトルでブログを書きました。

この考察部分があるから、単なる日記に終わらないというか。

特に誰も興味のない私のプライベートから
一歩引いて、客観的に物事を捉えたら、
私だけのことではなく、
子育てをしている人たちに
何か感じてもらえる視点が入ったんじゃないかなぁと思うのです。

日記を再開しようと思ったのは、最近
銀色夏生さんのつれづれノート(日記)を
読んで刺激されたのがきっかけなんですが。

銀色さんの日記が面白いのも
考察部分がたくさん含まれていてるから。

ある出来事があってそれを銀色さんが
何を感じて、どう捉えたのか。
その視点、切り口が知りたくて読んでいるんだなぁと思ったりします。

読んだ本を記録するインスタグラムで
感想を書いているので、興味がある方はぜひ。

というわけで、
ブログがただの日記にならないようにするために。

私はいつも自分なりの視点、
考察を入れることを意識しているというお話でした。

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このあたりのことを詳しくお伝えしたいと思います!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。