宣伝会議ライティング講座の2回目が終了!読んでもらえる文章を書くために、絶対必要なこととは?

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6月末に担当させてもらった宣伝会議のライティング講座。

その第2回目が先週の土曜日、堂島にある「宣伝会議 関西本部」で開催となりました!

宣伝会議の講義を担当してほしいと依頼があったとき、講義がどんな風に進むのか、今年の初めに見学をさせてもらったことがありました。その頃はまだコロナが今ほど問題になっておらず、1つの教室に40人弱の受講生が座っていたのですが。

今回会場に行ってみたら、2つの教室が1つに合体されて2倍の広さになっており、さらに長テーブルに1人が座るという、しっっっかりソーシャルディスタンスを守られた空間となっていました。ふだん引きこもってばかりで、街の様子を知ることもなかったのですが、そうか、今はこうなっているのだな…と、ひしひしとコロナ禍であることを感じたのでした。

ライティング講座2回目の内容

さて、ライティング講座の2回目は、課題の添削をフィードバックすることで進んでいきました。

前回の講義の際に出した課題は「大阪市中央公会堂」の紹介文を第三者として書くというもの。

皆さん、それぞれいろんな媒体やターゲットを想定して、さまざま角度からの紹介文を書かれており、読み終わる頃にはすっかり「大阪市中央公会堂」に詳しくなっていたのでした(笑)

▶そしていてもたってもいられず、行ってきました!

講義の中では、お1人ずつ、こうしてはどうかという私の視点で朱入れをしていったのですが、なぜここに朱をいれるのか、なぜ修正した方がいいのか、なぜこの言い回しの方がいいか、それを一つずつ言語化して伝えることが本当に難しく。

ふだん感覚で、何となくやっていることを言語化することで、私自身学びとなったことがたくさんあったのでした。

読んでもらえる文章を書くために、絶対に必要なこと

そして、添削する中で「あ、この文章ちょっと読みづらいな」と思ったとき、ある共通点があることに気が付きました。それは

読者をおいてけぼりにしている文章が多い、ということ。

それは書き手が、第三者がこの文章を読むことを忘れて、自分がすでに知っていることや、自分が感じたことをずんずん述べていっているイメージです。

たとえば、京都の祇園にあるお店 「割烹 せんでんかいぎ」を紹介するとします。

書き手は、そのレストランが京都一の繁華街にあることを知っているかもしれませんが、読者は、京都の「祇園」が繁華街なのか、それとも郊外を指すのか知らない人もいるかもしれません。

ならば、

京都の祇園にある割烹せんでんかいぎ

と書くよりは、たとえば

京都一の繁華街・祇園にある割烹せんでんかいぎ

と書く方が親切です。

その記事を誰が読むのか、掲載する媒体にも寄りますが、京都のガイドブックであるなら、京都のことを知らない人が知るために読むこともあるので、一言ある方がいいと思います。

文章を書くときには、その文章を読む人がいる。

その読者がおいてけぼりにならないように、書き手の独りよがりにならないように。ここに注意を払いながら書くことが、すごく重要だなと感じました。

たとえば、数人で雑談をしているときに、自分の知らない話題が出て、それを自分以外の人がみんな楽しそうに話して、笑っていたりする。いわゆる内輪ウケのような状態に遭遇したとき。自分が話題に入れないと、すーごく寂しいし、おいてけぼりにされたような、いや〜な気持ちを味わいます。

文章も同じです。

自分の知らない単語が出てきて、でも、その説明もないまま、どんどん次の文章へと進んでいったら、どうでしょう。

その続きを読みたいと思うかどうか。

書き手が、何の説明もしないま、内輪ウケするようなことを書き続けてていたら、読者は面白いでしょうか。もしかしたら、読むのがイヤになってしまうかもしれない。

文章を読んでもらいたいと思うなら、読者と一緒に歩みを進めるような感覚で、文章を書く。

難しい単語があれば説明をいれ、読めないかもしれない漢字があれば、平仮名にしたり、ルビをふったりすること。書き進めるときは、読者はここまで着いてきてるかな? 途中でつまずいていないかな? ということを常に確認する。

せっかく書いた文章、どうせなら大勢の人に届けたい! 読んでもらいたい!

これは文章を書く人なら、誰もが期待することではないかと思います。

読んでもらうためには、まずは読者をおいてけぼりにしない文章を書くこと。これが絶対必要なことなのではないかなぁと思ったのでした。

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受講生の皆さんは今、卒業に向けて最終課題に取り組んでいるとのこと。

こんなにも毎回、中身が濃い講座を受講している皆さんなら、教わったことを忠実に実践するだけで、卒業後すぐにでも売れっ子ライターとして活躍できるのではないかなぁと思ったのでした。

私もまた講義に呼んでもらえるようにがんばろうって思います!本当にこの度は素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました〜。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。