アルコールをやめて30日経った今、心と体の変化について。

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1月3日に「今年はお酒をやめてみる」と決意。禁酒を始めて昨日でちょうど30日だった。夜は友人宅で楽しい新年会だったのだけど(すでに2月)、私も夫もノンアルで参加。

ほかのみんなはハイボールだとか、ちょっと高価なビールだとか、点心と一緒においしそうに飲んでいたけど、思ったのは、お酒を飲まなくても、楽しい集まりは楽しいんだなぁということ。

お酒を飲まないから車で行けるのも楽チンだし、家に帰ってきたからも酔っていないので、さくさく寝る準備ができる。翌朝もいつものように目覚める。身体がだるい、しんどいといったことがない。

禁酒することのメリット

30日禁酒してみたけど、飲まないメリットの方が断然、私は大きい。

40代に入ったくらいから、体質が変わったのか、年のせいなのか、アルコールを少し飲みすぎると、夜まったく寝られなくなってしまった。夕方から22時くらいまで飲むと、その後夜中の3時くらいまで目が冴えて、一睡もできないのだ。仕方がないので、夜中に1人映画を見たり、本を読んだりしているうちに、明け方4時くらいになってようやく眠くなる。

朝4時に寝ようもんなら、翌日の私はもう使い物にならない。睡眠不足が即、身体に影響する年になってきたせいか、その日の午前中は頭がぼーっとして、まず原稿は書けない。気分もすぐれない。ただでさえ時間がない日常で、仕事のはかどる午前中が全部つぶれてしまうのは、本当に大損だ。仕事が進まなくてイライラもする。「なんで私、お酒飲みすぎたんだろう」と自己嫌悪する。悪循環でしかない。

禁酒すると、これが一切ない。

さらに「禁酒する」という自分との約束を守っているので、自己肯定感もあがる。私は自分を信頼できる。そんな自分でいられることの喜び。これはとても良い。

アルコールを買わなくなったので、家計にもうれしい。今まではスパークリング日本酒・澪(約500円)が好きで、週末には3〜4本飲んでいた。多くて週2,000円か。これが炭酸水(100円もしない)になった。なんとも安上がり。

禁酒のデメリット

デメリットは、なんだろう。やっぱりお酒を飲みたいなぁと思う瞬間は日常でたくさんあって、刺し身を食べるなら日本酒が飲みたくなるし、おいしいチーズがあれば、ワインが飲みたくなるし。疲れた週末はおいしいスパークリングワインを飲みたい!!!!!と思う。

思うけど、まぁ今のところ、ノンアルでごまかせているし、特に問題はない。

あ、禁酒を宣言しているから、飲み会に誘われにくい…というのがあるのかもしれない。

でも最近まわりには「最近お酒減らしてる」「禁酒してる」と言う友人もチラホラいて、うれしい。禁酒したから、そういう人ともぐっと距離が近づいたのかもしれない。

禁酒、いつまで続くか。

お酒をやめるのは簡単だけど、やめ続けることが難しい。

先日、「アルコール関連問題啓発フォーラム in 兵庫」に行ったときに、断酒会の人が言っていた名言。煙草もそうなんだろうなぁ。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。