今年はお酒をやめてみる。

 

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帰省しているときに実家の本棚で見つけた、アルコール依存症に関する本「アルコール問答」なだいなだ著 を読んだ。

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これがものすんごく面白かった!!!

アルコール依存症の夫とその奥さんが、治療をするために病院に行き、お医者さんとする会話で物語が進んでいく。

中でも面白かったのが、アルコール依存症が一体いつからあるのか、歴史的な背景の話。

古代、アルコール依存症の人はいなかった。なぜなら、アルコールを作れる量は今ほど多くなく、とても貴重なものであったため、飲めるのは高貴な人だけ。しかも祭りや儀式などの特別なときに飲むくらい。それだと、アル中になることもできないというわけ。

お酒を安定して、量産できるようになり、かつ、庶民にも行き渡るようになった明治期以降くらいからアル中が増えてきたそう。ヨーロッパでは、労働者の中にアル中が増え、社会問題にもなった。アメリカで禁酒時代があったけれど、それもアル中が増え、社会的損害が大きかったためだとか(だいぶ、ざっくりまとめています)

へー!全然知らなかった。

アルコールが貴重だった時代は、好きなときに思う存分飲めない代わりに、アル中にならないように守られていた。が近代、アルコールが思う存分飲めるようになった代わりに、その責任を個人が負うになり、アル中になる人が出てきた。

規制とは、型にはめられて息苦しいことばかりと思っていたけど、その枠の中にいるからこそ、守られていることもあるのだなぁと気が付いた。

で、本を読んで思うところあり、私は今年禁酒してみることにした。

お酒のある楽しい世界、辛い世界はもう20年ほど見てきたので、お酒のない楽しい世界を見てみたいと思う。

最近は、お酒を飲まない人も増えてきたような気がする。下戸の人に対して「人生の半分損している」なんてセリフを吐く人もいなくなるのかもしれないし、もしかしたらお酒を飲んでいる人の方が「人生の半分を損している」のかもしれない。それは誰にもわからないけど。

もしかしたら煙草のように、健康を害するものと認識されて、どんどん排除されていく世界が待っているのかもしれないし。時代は変わっていく。

noteでは、さらに詳しく決意を語っています。興味のある方はどうぞ。

あと、注文していた本が今日届いていたので、これもまた楽しみに読みたい。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

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