東京出張の際に寄った「東京庭園美術館」が大変に素晴らしかったので、私の洋館アルバムに記録!!
アール・デコ建築が堪能できる場所
玄関
東京庭園美術館は、戦前にパリに遊学された朝香宮夫妻の旧邸宅。1933(昭和8)年に建てられ、1983(昭和58)年に美術館として開館したそうです。
玄関の造りからして素敵すぎて、なかなか中に入れません。
ガラスレリーフ扉は、フランスのガラス工芸家ルネ・ラリックの作品だそう。
この素敵さを何とか写真に収めたくて…
何回も撮ったのだけど、難しいな!
床の細かなタイルの美しさ!細かい天然石で制作されているとのこと。
1階
基本、館内は撮影禁止だったのですが、ところどころ撮影オッケーの場所があったので、その場にいたスタッフの方に確認しつつ、撮らせてもらいました。
入ってすぐのところにあった洗面所。
細かな装飾まで本当に凝っている(そして、ピンボケしている)
2階
私が訪れたとき、館内ではちょうど「岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟」展が開催されていました。この展示も本当によかった。建物の雰囲気と作品の放つ魅力が、こんなにもマッチするなんて!!!
コラージュ作品は、人の顔が馬になっていたり、頭がパラシュートに釣られて飛んでいってたり、シュールな世界が広がっていて、ぱっと見は違和感があるのに、でもなんか妙にしっくり来るみたいな仕上がりになっていて、その力量がすごい。
見ていると、ものすごく不思議な感覚になってきた。これがたまらなく楽しい。カタログを買えばよかったと今、はげしく後悔している。そして私もコラージュがしたくなった。
階段を上がったところの2階広間。
書斎と書斎とつながっている書庫、それにベランダ、本当に素敵な空間が広がっていて、写真が撮れない分、目に焼き付けなきゃと必死。
庭園
建物のすぐ前はこんなにも広い庭園。
日本庭園に茶室もあった。梅が少し咲いていた。
美術館に併設されていたカフェやレストランがすごくモダンで、建物の世界観にひたりつつ、お茶や食事が出来そうで、時間があればここでのんびりしたかったなぁ。
東京都庭園美術館 データ
東京都港区白金台5-21-9
03-3443-0201
10:00-18:00 (入館は17:30まで)
休館日:毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
※庭園のみ公開の期間は、旧朝香宮邸(本館)と新館には入れません。
入館料:展覧会によって異なる。
庭園入場料:一般200円、大学生(専修・各種専門学校含む)160円、中・高校生・65歳以上100円