京都でお稽古

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いけばなの全ての流派の源となる「池坊(いけのぼう)」さんを取材。

「いけばな」というと和装でするのかなとか、
決まりごとがいろいろあって大変そうとか、
菊みたいな和のお花しか使わないんじゃ…
なんていう堅苦しいイメージを持っていたけれど、
実際体験している様子を取材させてもらったら、ぜーんぜん違った。

伝統が息づく「立花」「生花」という様式に加え、今は約束事にこだわらず
自由な形をつくることができる「自由花」という様式もあるんですよ、
と池坊の先生に教えてもらう。意外にも男の先生だった。
結構、教室に通っていけばなをたしなんでいる男性陣もいるそう。

そして、先生が「まずは空間が出るように考えてみたらいいんですよ」と
見本を披露。みるまにかわいらしいいけばな作品が完成した。
カラフルなお花を自由に使って、お花をいけることも立派ないけばななのかー。
ちなみに花瓶もそんな凝ったものではなく、100円ショップなんかの
カゴでもなんでもいいんですよ、だって。これまた意外~。

私は、若い女子2人がいけばな体験しているところを横で取材していたのだけど、
お花の色や、大きさや長さなどのバランスなど
「次どうしようかなぁ」と楽しげに悩んでいる様子を見ていたら
私もいけばなをやってみたい!という気持ちになった。
さらには取材のはずが2人ともお花に熱中して、無口に。
「お花をいけているとそのことに集中するから
終わった後は、気持ちがスッキリするんですよ」と先生が言っていた。
確かに、何かに一つのことに集中するのって気持ちいいよなぁと思う。

お花をいけるって、いけるということ自体楽しそうだし、
生けた後もそのお花を飾って眺められるという楽しみもある。

お花ってどうしてこんなにも心をウキウキさせるんだろう。
ちょっと池坊さんのホームページで近所の教室を探してみよかなと、
すっかり感化された私。
ちなみに先生がいけた見本のお花は、ちゃっかり私がもらって帰ってきた。

(財)池坊華道会
住所:京都市中京区六角通東洞院西入
電話:075(231)4922

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

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