シンポジウム終わりました。

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150208内閣府シンポジウム パネルディスカッション2

梅田のセンタービルで開催された、「交通事故で家族を亡くした子供の支援に関するシンポジウム」、無事に終了しました。

前日、15分話すための資料を準備している最中にも涙がこぼれ落ちそうになっていて、こりゃ泣かずに話すの無理だなと思っていたのですが、やっぱり泣いてしまい。でも、何とか言いたいことは言えたかと。

「話しながら泣くかも」と言うと、「泣いて当然だよ、泣いていいよ」と言ってくれる人もいるのですが、私は公衆の面前で泣きたくはない。

例えばですよ、「ウ○チ漏れそう」って言ったとして、「漏らしてもいいよ、当然だよ」と言われたとしても、絶対漏らしたくないですよね???
 
私の泣きたくないというのは、そんな感じです。
例えが汚くてアレですが…(スミマセン)

交通事故で家族を亡くした子どもは、事故後どんな思いでいるのか、環境はどのように変わるのか…私は、妹との思い出を綴った「永遠にハタチ」エッセイを資料にお話させてもらいました。

妹が死んだあと、母親は何かというと私と妹を比べ、いかに妹の方が優れていたかを確認していたのですが、これが今思い出しても本当に悲しく、この話をするときにどうしても涙が出てしまうのです。

いかに妹が優れていたか…を言われるたびに、私が死ねばよかったと突きつけられているような気がして。

でもまぁ、今は母親とも良好な関係に戻っているので、言える話です。

今日の朝日新聞の夕刊に、このシンポジウムについてのコラムが載っているので、夕刊を取っている方は見てみてください。

短いコラムなのに、記者の方がすごく丁寧に取材してくれました。ありがとうございます。 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。