インタビュー取材で、おやつ作りが大好きな
ステキな大人の女性に会ってきた。
多田千香子さん。
岡山県出身の36歳で、朝日新聞社で記者・編集者として12年余り勤務したのち、
フランスのル・コルドン・ブルー・パリ校でお菓子作りを学んだという
華麗な経歴の持ち主。
カメラマンさんに「記者を12年もしたベテランに取材する気持ちはどう?」
といじられつつ、取材場所である多田さんのアトリエ「おやつ新報」へ。
築70年の町家を改装したというアトリエは、
表こそ暖簾がかけてあったり、格子戸があったりで
レトロシックなイメージだけど、中はオレンジ色の壁が目を引くおしゃれな造り。
9月からはここで「おもたせの焼き菓子づくり」教室が始まるそう。
7月にはエッセー「パリ砂糖漬けの日々」(文芸春秋刊)を出版されていて、
取材前にネットで見つけた立ち読みコーナーで読ませてもらったのだけど、
新聞記者をされていたからか、短く的確であまり飾り気のないシンプルな文章という印象。
なのに、その客観的で冷静な感じがものすごく面白くて、
私もあんなステキな文章を書いてみたいと憧れた。
実際に会ったら、一つ質問するたびに、
たくさんの魅力的な言葉が飛び出してきて話が尽きない。
さすが、語彙力が違う。
私、多田さんの言葉を書きとめるのに必死で、大汗をかいてしまい
「この部屋暑いですか?」と心配されるほど。
インタビュー取材って、何でいつも、こんなに汗をかくんだろう。
しばらくは多田さんのブログやネット上のエッセーを楽しみつつ、
いつかはお菓子づくりを習いにいきたいなぁ。
おやつ新報
住所:京都市中京区西ノ京冷泉町6番地
電話:050-1500-9587
ご本人登場!!
こんにちは。
その節は、こちらこそありがとうございました。
「自分がプレイヤーでいたい」という言葉に
私も考えさせられました。
もう場所はばっちり覚えたので、
ぜひまたお邪魔したいと思います!