松江・皆実館「鯛めし」の絶品!お出汁パック…島根土産はこれ!

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皆実館 鯛めし

地元・島根に帰ると食べたくなるのが「鯛めし」。鯛めしとは、江戸時代、松江藩七代領主・不昧公が好んで食べていたという「かけ汁ご飯」から考案されたメニューだそうで、具をたくさん乗せたご飯に、たっぷりのお出汁をかけていただきます。

母親に教えてもらって食べて以来、お出汁のおいしさにすっかりハマって、帰省するとときどき訪れるのが「味皆美 ふじな亭」。お店は宍道湖沿いに建っているので、席に着くと窓一面、宍道湖の景色が広がっているのもいい。以前、ことり会メンバーでも楽みました→「鯛めし」

皆実館 鯛めし

こちら家伝・鯛めし (茶碗蒸し、もずく酢、焼き魚、鯛めし一式) 1,600円+消費税。お櫃に入ったご飯は軽く3杯分はあるので、子連れの場合、子ども用の料理をオーダーせずとも分けっこするのでちょうどいいくらい結構ボリュームがあります。

鯛の身と卵の白身・黄身、それに薬味の大根おろしやわさび、海苔、ねぎをぜーんぶのっけた後、家伝だしをかけていただきます。この、このお出汁のおいしさといったら、本当に何なんでしょうか! お出汁はお代わりができるので私はこれでもか!というくらいたっぷりかけて味わいます。

で、食べ終わってから店内の物販コーナーを見ていたら、出汁パックが販売されているのを知り、速攻購入しました。何で今まで気が付かなかったんだろう。友だちへの島根土産と自分ちで使う用4つ(1つ1000円12袋入り)。種類もいろいろあって「鯛めし」に使われる皆美伝統の「鯛のだし」のほか、王道「あごのだし」、色々使える新万能「こんぶだし」、朝食のお味噌汁専用「朝一番だし」、料亭皆美が極めた万能「極みだし」の5種。店頭ではいくつか味見できるようにポットが置いてあって、試飲をしたところ、息子が気に入った2種をセレクト。

鯛のだしは、ほんのり甘みがあって、朝一番だしも風味が良くてしみじみおいしい。我が家ではほぼ毎日お味噌汁が登場するのですが、これまでの愛用品うね乃「おだしのパックじん・赤」と日替わりでお味噌汁に使っています。ちょーっとお値段張りますが、お出汁がいいと料理の仕上がりがすこぶるよくなって、料理上手になった気になれます(笑)

ネットでも購入できるので、出汁にうるさいという方ぜひ一度試してみてください。あ、鯛めしセットも購入できるので、食べてみたいけど島根は遠い!という方もどうぞ。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。