『書いて「億売り人」になる』を読んで知った、1本100円のボールペンを1万円で売る方法。

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『書いて「億売り人」になる』(加藤ヒロ著)という何とも魅力あるタイトルの本を知り、即購入した。

なぜなら、私も億り人になりたい!と思ったからである。が、買ってからよくよくタイトルを見ると「億売り人」とあった。億り人=資産が1億円に達した個人投資家ではなく、「億を売る人」になるための本だった。

そんなわけで、この本には、書くことでいかにして億を稼ぐ人になるか?というライティングの具体例がたくさん載っていた。私は、なるほど!と思い付せんを貼り、そういうことか?と思い付せんを貼り、付せんを貼りすぎて、もはやどこが大事なところなのか分からないくらい、付せんを貼ってしまった。

特に面白かったのが、「1本100円のボールペンを1万円で売る方法」。

ただの100円のボールペンに、いかに価値を持たせるか? が重要で、たとえば、野球ファンであるならば、「大谷翔平選手が使用したボールペン」と知れば、元が100円だろうがなんだろうが、1万円を出す人がいるのではないだろうか? つまり、相手が何に価値を感じるかをリサーチし、しっかりとその価値を提供することができれば、1本100円のボールペンでも、1万円で売ることができるというわけ。

なるほど、面白い!たしかに好きなアーティストのライブに行けば、ちゃちなグッズであっても買ってしまうことがあるが、そういうことなのだろう。

本の内容は、9割がライティング技術、1割がマインドという割合で書かれていたが、私は最後に1割だけ書いてあった、マインドの方がものすごく大事なんじゃないかと思って、読み終わった。

ライティング技術に関しては、文章術の本を読みあさったり、それなりに講座を受けてきたりした私なので、知っていること、活用してることも結構あった。けれど、やはり知ってることを実際使えているかというと、それはまた別なことであり、理論としては分かるけど、どう使うかで迷って結局、うまく使えないことがほとんどなんだよなぁと思ったりした(負け惜しみのようであるが)。

だからこそ、ここに書いてあることがちゃんと実践できれば、億を稼ぐことは余裕だと私も思う(まだ億稼いでいない私が言う)。

本の冒頭には、「文章を制するものが、人生を制する」とあった。なぜなら、私たちの世界は、まさに「言葉」で作られているといっても過言ではないから。言葉が持つ、人生を揺るがすほどの本当の可能性に、あなたは気付いていますか?、とある。

いや、マジでそれな!と思って、私は冒頭から心をわしづかみにされた。

それで、1割だけ書いてあったマインドの方が大事だと思ったのは、私自身、マインドに変化が起きてからの方が、文章がうまく書けるようになったと思ったし、稼げるようになったからだった。

最後のマインド部分の章タイトルは『なぜ、ライティングスキルを極めても、「仕事がない人」と「仕事が殺到する人」に分かれるのか?」だった。

そうなんである。スキルがあっても仕事がない人はいて、仕事がなければ当然稼げない。これはもう技術の問題ではないと加藤さんは断言していた。「人間力」であると。

では、人間力はどうやって身に着けるか?というと、思考を変えるのである。この本には

「仕事をください」「私を稼がせてください」と、自分の利益を声高に叫ぶのではなく、まずは「この人のために私は何ができるだろうか?」「このクライアントのビジネスを成功させるために、私はどんな貢献ができるだろうか?」という他者貢献の気持ちから、全ての思考と行動をスタートさせるのです。

とある。

過去の私を振り返ると、ライティングの技術は変わらないのに、考え方が変わっただけで、書き方が変わり、書き方が変わると仕事の質も変わるし、当然ギャランティーも変わった。そういう変化があった。

だから、ライティング技術は大事だけど、それと同じくらいどういうマインドで書くか?も大事だと思っている。

さて、本日から「京都ライター塾」のアーカイブ販売をスタートしています!

今回はご購入者全員に

・人生企画ノート(PDF)
・講座資料冊子(PDF)

をお渡しします。

人生企画ノートとは、どんな働き方をしたいのか、これまでの自分と向き合い、自己分析できるワークシートスタイルのノート。他のライティング講座との一番の違いがコレかなと思うのですが、まずは自分がどう在りたいのか、マインドの部分をちゃんと整えてもらうために、このノートでのワークに取り組んでもらっています。


今回に限り、先着10名の方には

・人生企画ノート
・最新の12期の講座資料冊子


を、紙で印刷し、郵送でお届けします。
※11名様以降の方には、こちらの特典はありません。

この「紙の特典」は数に限りがあるため、早めにご購入いただいた方のみの特典となります。

そして、【今回だけの特別価格】

これまで132,000円(税込)で提供してきたアーカイブですが、「新しい年に向けて、書く土台を整えたい」 そんな方の背中を押せればと思い、

年末年始限定の特別価格:98,000円(税込)

でお届けすることに決めました。
※この内容・この価格でのご案内は、今回限りとなります。

京都ライター塾では、書く技術もしっかりお伝えしています。

どう書けば伝わるのか。
どう組み立てれば仕事につながるのか。

その上で、なぜ書くのか、どんな姿勢で仕事に向き合うのか――マインドの部分にも、かなり時間を割いています。

技術だけあっても続かない。
気持ちだけあっても仕事にならない。

だからこそ、両方を同時に整えることが、遠回りに見えて一番の近道だと私は思っています。

新しい年を前に、書くことを「技術」と「在り方」の両面からきちんと土台づくりしたい方に、このアーカイブが届けばうれしいです!

紙の資料は先着10名様、年末年始だけの限定販売となっているので、気になっている方はどうぞお早めに!

その他、特典はこちら!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。