第11期京都ライター塾がスタートしました!

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昨日から第11期 京都ライター塾がスタートしました!

北海道から秋田から、東京、横浜、沖縄まで、全国各地からのご参加、ありがとうございます!

ライターは何をしているのか?

初回の講座では、まずライターが一体何をしているのか、発信する際にどんなマインドでいたらいいのか、今後、「書いて、はたらきたい」と考えている人にとって、基礎の基礎となるであろうことについて、お話しました。

その中で受講生から、こんな質問がありました。

ブログ、note、X(Twitter)、インスタ、スレッズ、どのプラットフォームで書くのがいのか、またどのように書き分けたらいいのか?

私はまず、自分が一番書きやすいプラットフォーム選び、そこで書き続けられるようになったら、他でも書き始めたらいいのではと答えました。

たとえば、noteだけでも更新が続けられない人がいたとして、あちこち手を出そうとすると、くじけることが目に見えているからです。

私は全ての発信のベースは、このメルマガです。メルマガでそのとき一番言いたいことを書く。その後、メルマガで書いたことをリライトして、それぞれに展開しています。

note、X(Twitter)、インスタ、スレッズと媒体にはそれぞれ特徴があります。集まっている読者にも傾向があります。なので、メルマガで書いたそのままを掲載しても読んでもらえないことがあるので、それぞれの媒体に合わせて、書き方、見せ方を変える必要があります。

インスタという媒体では、どう見せることが一番読んでもらえるのか。また、noteに投稿するには、どういうワードが読んでもらえるのか。媒体の特徴や読者の興味を研究して分析して、それに合せて文章を整え直すのです(この方法については、原稿の書き方講座で)。

商業ライターとして記事を書くなら、当然全ての案件で、この作業が求められます。

たとえば私が記事を書いているWebサイト「一休コンシェルジュ」と雑誌「婦人画報」。それぞれの媒体で、同じような書き方をしていては、ライター仕事は務まらないのです。

講座内では、具体的な例まで紹介できなかったのですが、今回ライター塾のチューターとしてお手伝いしてくれている北裕実さんが、恐るべきリサーチ力で、具体例をまとめてくれたので、その例を3つ、紹介します(ゆみさん、ありがとう!)

【本当は教えたくない。「おいしい」と書かずに、おいしさを伝える方法】

メルマガ:10月3日

→note:(300円の有料記事です)

【エッセイストになるために必要なこと】

メルマガ:10月4日

→note:10月4日

→インスタ:10月5日

【文章を書くときは、「自分の言葉」に置き換える】

メルマガ:2月26日

→note:8月1日

→インスタ:9月29日

「この書き方が正解」というわけではなく、私も常に試行錯誤中ですが。

媒体によって文章を書き分ける、見せ方を変えるのは商業ライターには必要な技術なので、書き慣れてきたら、いろんなところで発信をしてみるのは、とても良い練習になるのではないかと思う。

京都ライター塾・受講生によるレポート記事が続々とアップされているので、ぜひチェックしてみてください!

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\京都ライター塾を主宰/

ライター未経験の方や、ちょっと繊細な方も3カ月で「書いて、はたらく」ために必要なことがひととおり学べる「京都ライター塾」。2025年1月スタートの第11期は満席となりました。次回は、2026年1月開講予定です。最新情報はメルマガでお知らせするので、興味がある方はぜひメルマガに登録しておいてください〜。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。