これからライターになりたいという人から、本当によくもらう質問が、「ライターにはどうやってなるのか?」です。
答えは簡単で、「ライター」の肩書が入った名刺を作ったら、誰が何と言おうとあなたはライターです。
でも、これでは納得してもらえないと思うので、次にすることは、ライターとしての仕事をすることです。
私がライターになった16年前は、SNSもないし、もちろんクラウドソーシングもないし、編集部や編プロなどに直接電話して営業に行くという方法しか、私には思いつかなかったけれど、今はいろんなやり方で、仕事を見つけてくることができます。
私の主宰する「京都ライター塾」で伝えている新規仕事を得るためにすべきことは、以下5つのこと。
●公式サイト(ブログも可)を持つ
●実績を作る→ブログなどに載せる
●誰かに仕事を紹介してもらう
●出版社や編プロに企画を提案する
●クラウドソーシングで見つける
私は出版社などに営業へ行って、自分のことをグイグイ売り込むことが大の苦手なのですが(電話も苦手)、それができなくても、今の時代ならできることが本当にたくさんある。
私の尊敬するライターの先輩・ナガオヨウコさんは、好きな雑誌の奥付をみて、そこに書いてある編集部に片っ端から電話。仕事ないですか?と売り込んでライター業をスタートさせた強者。
1回目のライターお悩み相談室にもゲストとして来てもらいました。
そんなやり方もあるけれど、私には合わなくて心が死んでましたが、私のように売り込みが苦手でも、できることがあるし、現に私はこの5つのことをやってきて、16年ライターを続けられている(あ、私はクラウドソーシングを利用したことがないので正確には4つのこと)
でも、ライターになるのに一番大事なのは、「私はライターになる」と決めること。
覚悟をする、というか。
決めたらそういう風に人生は動き出すと思う。
決めたら、あとはやるだけだから。
ただ…この決めるのが、なかなか難しいのだよなぁと思います。