第5期京都ライター塾、3回目が終了。受講生が実際にインタビューをしてみて気が付いたこととは?

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ライター歴15年のわたくし江角悠子主宰、ライターとして活躍したい人のための「京都ライター塾」。9月17日に、はやくも全5回の講座のうち3回目が終了しました。

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インタビューしてみてどうだった?

1回目でインタビューのやり方を伝えて、2回目でインタビュー原稿の書き方を伝えたので、今回は実際にインタビューしてみて、記事を書くというのが課題となっていました。

実際にインタビューをしてみて気が付いたこと。ななさんは、インタビューをしてみて、「人生の一部を勝手に切り取ってしまう暴力性があると気が付いた。そういうことを自覚してインタビューしたい」と感じたそう。

ここまで話し手のことを配慮できるのはすごいな、と思って私も話を聞いていました。

たしかにインタビューでは、今日初めて会った人に話を聞いて、たった1時間やそこらの短時間で、その人の人生を語ってもらうこともある。そんな、ほんの一部を聞きかじって記事にすることは、どう切り取るか、どう編集、表現するかで、その人自身をこちら側が勝手に決めつけてしまうことにもなりかねないので、配慮が必要。

そこまで意識を持ってインタビューできたなら、もう十分じゃないかなと私は思ったりしたのでした。素晴らしいな。でも一方でななさんは「事前に、質問したいことをリストアップしたのはいいけれど、インタビューでは、それを消化するだけの一問一答になってしまったのが残念」とのことで。「化学反応をおこすことができるインタビューができたら」とも。

そう、インタビューは話し手と聞き手、双方の化学反応が起きたときが一番面白いような気がしています!

私とあの人だから、出てきた話題。私とあの人だからこそ、たどり着けるような場所、があると思っていて。これがあるからインタビューって、楽しくてしょうがない!!という部分もあるような気がします。

あとは、話を聞いたボリュームと、原稿に書けるボリュームのバランスが難しいといったのは、まみさん。これも経験を積む中で、感覚をつかんでいくのが一番いいかなと思っていますが。

たとえば、300文字の原稿を書くのに、2時間も3時間もインタビューしたところで、全部書くことはできません。話を聞かせてもらう時間と、原稿のボリュームをすり合わせておくことはすごく大事だと思っています。相手の貴重な時間を使わせてもらうのだから、2時間も話したのに、記事になったらたったのこれだけ!?なんてことは避けたい。

私の中での感覚は、3000字の原稿なら、1時間は話を聞かせてもらいたい。500文字くらいまでだったら、30分もあれば十分という感じ。たくさん話を聞けばそれだけ良い原稿が書けそうな気もしますが、聞けば聞くほど、なにを書けばいいのか、絞るのが難しくなってくるので、適度な時間、ポイントをおさえて必要なことを聞くというのが大事かなという気がします(記事のテーマや長さによって変わってきますが)

インタビュー原稿をフィードバック!

インタビュー原稿のフィードバックをする前に伝えたのは、「朱入れはあなたの文章を否定しているのではないよ」ということ。もちろん人格を否定しているのでもない。ただ、こうしたらより読者に伝わるのでは?という提案。

そもそも商業ライターが書く文章は、決して「自分の作品」ではない。誰かの言葉が、きちんと読者に伝わるように言語化するのが商業ライターの仕事だと私は思っています。

まぁ、かくいう私も、ライターになりたての頃は、編集者の朱入れにいちいち傷ついて、悔しい思いをしながら直していた口ですが。あるとき、あぁ、私が書いたものって、作品じゃないんだな!と気が付いてからはすごく楽になれたのでした。商業ライターが書く文章は、私のものではない。読者のもの(もしくはクライアントのもの)

3回目の講座ではそんなお話をしたのでした!

受講生から感想レポートが届いたのでご紹介!

Shokoさん

今まで、自分の作品という気持ちが強かったし、自分のダメ出しだと感じていました。ですが、江角さんの言葉で添削の恐怖から私を救ってくれました。この言葉があったからこそ、冷静に傷付かずにすんなりと話を聞けたと思います。

kumikoさん

3回目の講座が終わり思ったこと。「私、江角さんに魔法をかけられている?」講座を受けてから、気負わず書けるようになったり、自分のことを深く理解できるようになったり。自分がバージョンアップしている感覚。

まみさん

改めて見直してみて、「なんでこの文章入れたんやろう、いらんかったな」と思っていましたが、やっぱりへこみました。添削はバージョンアップするため、もっと読者に届くためにするものです。商業ライターは自分の作品ではなく、読者のために伝われば100点。普段目にしている文章は、磨かれてダイヤのようになったもの。添削は自分を否定されている気がして怖かったのですが、江角さんの言葉に気持ちが軽くなりました。

4回目の講座のテーマは「新規仕事を得るために」。

フリーライターには誰でも今すぐなれるのですが、大変なのが仕事を依頼しつづけてもらうこと。自分で仕事を獲得すること。私が実際どのように案件を依頼してもらっているのか、どんな経緯を経て仕事を発注してもらっているのか、このあたりについて詳しくお話していきます!

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

\京都ライター塾を主宰/

ライターとして活躍したいと思う人を、もっと具体的に応援したいと思い、この度ライター塾を始めてみることにしました。少人数クラスで、ライターとしての基本、話を聞くこと、書くことを学び、継続して仕事の依頼が来るライターとして活動できるようサポートします。

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