子育てメモ。「かんしゃく」はどうしたらいいのが解決した。

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作家の川上未映子さんが育児について綴った記事をFacebookでシェアしたら、
意外なほど反響があったので、こちらでも共有を。
→川上未映子のびんづめ日記「過酷な育児中に私を救った言葉」

内容はざっくりいうと「かんしゃく」を起こした子とどう向き合うか、というもので、
川上さんが保健師さんに相談したら、

放っておく
そして、その後は何事もなかったかのように振る舞う

とアドバイスされ、その通りにしてみたら、ウソみたいに収まったと。
(詳しくは川上さんの素敵な文章でぜひ)

私も、息子の「かんしゃく」については、
つい最近まで本当の本当に苦労していたので、
もっと早く知っておきたかったなぁと読み終わって思ったのでした。
最近はすっかり落ち着いてきたので試す機会がなく、
それはもちろん喜ばしいことではあるけれど。

息子は眠いときと自分の思い通りにならなかったときによく「かんしゃく」をおこしていた。
暴れて、のけぞりかえって、力の限りに大声で叫んで、
そんな息子に何を言ってもダメで…ということが2~3ヵ月に一度くらいの割合であった。
あの酷さは筆舌に尽くしがく、どう酷いのか全然上手に説明できなけど、とにかく酷い。
川上さんも書いていたけれど、あの姿は親でも引く。

でも私は1人目ということもあって、子どもは誰でもそうなるものだと思っていたのが、
あるとき友人家族の前でも息子が「かんしゃく」を起こして、
それを見た友だちが、ものすごーーーーく引いているのを見て、
「あ、これ普通じゃないんだな」と気が付いたのでした。

何をしてもダメなんだから、つまりは放っておけばよかったんだな。
真っ向から向き合って、ぶつかり合ってお互いボロボロになっていた…。
もう思い出したくもないし、二度と体験したくもない「かんしゃく」

でも反響があったってことは、たくさんの人が同じ思いでいたのかなと思うと
ちょっと救われた気にもなったりしたのでした。

ちなみにこの川上未映子さんの記事はフレシネのPR記事のようで、
文章内に上手にフレシネフレシネと書いてあって、気になった私はリンク先へ。
そこにあった動画がこれまた素敵で、スパークリングワインの泡の弾ける音とか心地よく。

同年代の川上さん、憧れるなぁー。
以前は、切れ目ない長文のテキストが苦手だったのに、
再び読むと今度は逆にその長文がすごく気持ちよくて、すっかりファンに。
とかいって、川上さんの小説は読んだことがなく、エッセイばかりを読んでいたけれど、
今さらHPがあることも知り、再びハマりそう。

りぼんにお願い
川上 未映子
マガジンハウス
2013-08-08

 

きみは赤ちゃん
川上 未映子
文藝春秋
2014-07-09

 

たましいのふたりごと (単行本)
川上未映子
筑摩書房
2015-12-17

 

 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。