薪ストーブのある暮らし4年目。

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先週半ばくらいからグッと冷え込みだした京都。

我が家では、さっそく薪ストーブの出番。

薪に火をつけるのは、これがなかなか大変で、

安定して薪が燃え続けるようになるのに、約1時間くらいはかかります。

最初の一年は四苦八苦して着けていたのだけど、

今はだいぶ慣れてきて、それでも早くて30分くらい。新聞紙や小枝を燃やして、それが薪に上手く燃え移るのをじっと見守ります。

この時間、無になってひたすら火をつけることに集中。
これがちょっとした瞑想のようで、小さな癒し。
その間寒いので石油ストーブをつけて寒さをしのぎ、薪ストーブが安定してきたら、

石油ストーブを消すという感じ。今年は、先日行った里山活動でエコな着火剤を手に入れて、

それが7分ほど燃え続けてくれるので、かなり楽ちんになりました。

歩き回る娘がいるので、柵をどうしようかなぁと思いつつ

準備ができないまま、薪ストーブをつけちゃってますが。

薪ストーブの場合、ガラス越しに薪がぼうぼう燃えているのが見えているせいか、

「あっち!あっち!(熱いの意味)」と手を引っ込めて、決して近寄ろうとはせず、

どうしても薪ストーブの向こう側に行きたいときは、

私を呼んで、一緒に手をつないで行こうとします。

このままいけそうな気もするのだけど、

昨年息子が大やけどしたのもあるし(薪ストーブじゃなかったけど)

子どもは何があるか分からないので、やっぱり柵なんとかせねば。


週末、うまいこと子ども2人を一気に寝かしつけることができて、

翌朝のスープを薪ストーブで仕込んでみました。1人でのびのびできる時間、至福♪

と思いつつも、まとわりつく子どもたちがいなくて、

ちらっと、なんだか物足りない気持ち。

こうして自分の時間を少しずつ取り戻していくのが、嬉しいような寂しいような。


のびのびついでに、材料だけ買って手つかずだったクッキーづくりにも着手。

楽しいなぁ。さて、本日は金沢に日帰り取材。

取材は1件のみ、午前中に終わる予定なので、

午後からお鮨食べて、美術館も行きたいなぁ…と、

取材よりもその後のことが気になって気になって…。

原稿料を使い果たさない程度に楽しめたらなぁと思いつつ、

サンダーバードに乗り込みます。

金沢、寒いかなぁ〜。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。