ドライブインシアター@旧質美小学校が、最高に楽しかった!

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人生で一回もドライブインシアターというものを体験したことないなぁと思っていたら、フェイスブックでふと流れてきたイベントの案内。古い小学校の校庭でドライブインシアターを開催すると!しかも上映されるのは、子どもたちも一緒に楽しめそうなもの!

これは行かねばとメールで即申し込んで、その日を楽しみに待っていたのでした。

人生初のドライブインシアター

会場となる旧質美小学校に着いたら、校庭にどーんと大きなスクリーンが用意されていました。なんとこの日のために海を渡って四国から(だったかな)やってきたそう。

上映時間が迫ってくると、校舎付近にはいろんな屋台が登場。

京丹波町質志にある「岡花」というお店のおでんや

地元の青年団の方がする屋台では、フライドポテト、ポップコーンなどなど。

揚げたてポテトが100円と激安でおいしくて、映画始まる前に間食してしまったので追加で購入するなど。

ほかには、丹波市市島町の「市島製パン研究所」が出店。ハンバーガーを購入してみると、800円といいお値段だったのですが、めちゃくちゃおいしくてその値段にも納得!!!息子が貪るように食べていた。お肉がジューシーでホントボリュームたっぷりだったけど、まだまだ食べられそうなくらいおいしかったのでした。

今年は祇園祭もなく、下鴨神社の御手洗祭りも中止で、夏らしいイベントになーんにも参加できなかったけど、屋台でおいしいもの買って子どもたちとニコニコ食べてたら、本当に楽しくて。遅れてきた夏祭りのよう。接してくれるスタッフの方たちもとても温かく、手作り感あふれる感じが、なんか地元に帰ってきたかのような居心地の良さもあり。

映画が始まる前からもうすでに満たされたような気になったのだけど、楽しいのはまだまだここからだったのでした。

日が暮れてきていよいよ上映!

映画の音声は、カーラジオに電波を合わせて、ラジオから聞くというのがまた新鮮!みんなで一斉に設定する際に、できたかどうかの合図は車のライトをパッシングするなど。やることなすこと、なんか楽しい。みんなでカウントダウンして上映が始まる瞬間とか、もうワクワクが止まらなくて、映画を観ることをこんなに楽しんだのは久しぶりかも。

イベントは1部と2部制に分かれており、私たちが行った1部で上映されたのは「ちえりとチェリー」というパペットアニメーション。“いのちの大切さ”と“想像力の可能性”を描くというもので、はじめは「オレ、つまらんかったら寝てるわ」とか言ってた12歳息子も物語に引き込まれて、主人公に怒ったり笑ったり。

静かに音を立てずに見ないといけない映画館と違って、おしゃべりしながら、好きなものを食べつつ自由に見られるのも良かった。子連れだと特に!

コロナ時代に密を気にせず楽しめるイベントとして、また流行りそう。ドライブインシアター、機会があればまたあれば行きたいなぁ。人生初のドライブインシアターは、本当に最高の体験となったのでした!

見どころいっぱいの「旧質美小学校」

さて、会場となった旧質美小学校の校舎には、各教室いろんなお店が入っていて、映画が始まる前にいろいろ見ていたのですが。一軒ずつのぞくだけでもホント楽しかった…!

古い校舎の佇まいも懐かしく、いい雰囲気。

木の廊下。

タイル張りの手洗い場。

中庭に、なぜか郵便ポスト。朽ちた感じがたまらなくいい。

絵本ちゃん(絵本屋さん)

すごく素敵なセレクトの絵本屋さん。暮らしとか、仕事とか、人生とか、私の興味あるジャンルも多くもっと長居したかった。

置いてある雑貨もどこか懐かしい。

本屋さんの隣りには図書館のように自由に本を読めるスペースもありました。

ケセラセラ(アンティークショップ)

古いもの好きには溜まらない、心躍るアンティークショップ!

5周年記念で全品半額にしていて、もう6周年に突入しちゃったけどまだ半額セールしてます(笑)とお店の方。大好きなカゴが並んでいて、ホント大興奮。

どれもレトロで可愛い。

ほしいものだらけ。

この日は映画観賞後、質美小学校から車で30分程の距離にある「スプリングスひよし」。帰りはここで温泉に浸かって帰宅。

このルートでまた質美小学校、遊びに行きたい。

旧質美小学校 データ

〒622-0332
京都府船井郡京丹波町質美上野43

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。