~銭湯にハマる~初の船岡温泉。

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さて、ananの京都特集でも取り上げられていた北区紫野にある「船岡温泉」。
レトロな建物好きには絶対外せないスポット!
ですが、銭湯に入るっていうのがなかなかハードルが高く、
でも島根から来た母親が行きたいというのに背中を押され、ようやく行けました。

text by 江角悠子(@ezu1030

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船岡温泉

2015 4月10日 496
んもう、外観からしていい感じ。

ananによるとここは大正時代に料理旅館として建てられ、
昭和に入り銭湯へと改装されたとか。

中は、鮮やかなマジョリカタイルという古いタイルが張られていたり、
天井には鞍馬天狗と牛若丸の彫刻があったり!
いかにも懐かしいロッカーにカゴが置かれた脱衣所など、
たまらんポイントが盛りだくさん!!
ベビーベッドも用意してあったんですが、赤ちゃんを寝かせるところが畳(笑)
(撮影禁止なので、写真ないですけどね。こちらのサイトに写真あり→ )

常連らしきおばあちゃんがいて、
「洗面器はそこから持って行ったらいいえ」とか
10ヶ月の娘を連れていたら「赤ちゃんええなぁ、可愛いなぁ」
「おっぱいおいしいなぁ、いいなぁすぐ飲めて」と話しかけてくれたり。

初めて行ったのに優しく受け入れられた感じがして、すごく居心地が良かった。
子育てしてる時にこんな風にかかわってくれる人がいたら
気持ちがすごく楽になるな、近所にほしい。

そんな下町風情もたっぷり感じられる雰囲気に
肝心のお風呂がこれまた充実していて、薬風呂、檜風呂、
電気風呂、泡風呂、露天風呂にサウナまであって種類豊富。

この日、15時のオープンに合わせて行ったのでまだ人も少なく、ゆったり入れました。
日の高いうちからのんびりお風呂に入ったら、心身ともに癒され、
うーんといいところに旅行にでも来たような気分になって大満足!

というわけで、ここに行って以来すっかり銭湯の虜。
その後検索して、うちの近所にも銭湯があることを発見。
近々また行けたらなぁと思っています。

銭湯サイコー!

あ、忘れちゃいけないのが、石鹸とかシャンプーとかタオルとか。
今どきの温泉はたぶんどこもシャンプーとか備えつけですが、ここは銭湯。
私たちはタオルは持っていったものの、石鹸の類をすべて忘れ、番台で購入しました。
ま、使いきりサイズで100円とか30円とかなんですけどね。
ちなみに入湯料は430円。

駐車場は船岡温泉の東側に2台あり。

悔やまれるのが、私がずっと行きたいと思っていたパン屋さん「CHIPPRUSON」
なんと船岡温泉のちょーど隣りにあったのに行きそびれたこと。くー!

というわけでパン好きの方は合わせてこちらもどうぞ。

いやーここ、ホントおすすめ!

 

————-

先週は、島根から母親がやってきて、
いろいろなところを巡ってきたので、
良かったところをちょっとずつアップ。

誰かが京都に遊びに来ると、いつか行こうって思っていたところに
あちこち行けるのでとてもいい。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。