四連休を無事終えた。

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会社勤めをしていたときは、指折り数えて週末を待っていたのだけど、子育てしながら働くようになると、指折り数えて週明けを待つようになった。週末はなんせ子どもがずっと家にいる。私は四六時中誰かと一緒ということが難しい。1人の時間がないとだんだん息が出来なくなっていくような気がしてくる。少しずつ海の底へ沈められいてるような気すらしてくる。1人の時間をとること=私にとって呼吸をすることだ。

どこへ出かけるでもなく、引きこもりを決め込んだ4連休。課題は、とにかく子どもたちをどうするか。エネルギーにあふれた6歳の娘は公園にでも放さなければ、家の中で暴れ出す。初日は保育園のお友だちが誘ってくれて近所の公園へ。ポップアップテントを張って中にいたら、秋の風が気持ちよくて、最高だった。子ども同士勝手に遊んでくれるのでお母さんたちとゆっくり話ができて、とても良かった。

2日目、家中の掃除をして、布団のカバーも洗ってスッキリ。午前中は夫が娘を連れて出かけてくれたので、その間、1人の時間が持てたのでブログを書く。

お昼過ぎからは前から予約していたフェイシャルエステへ。初めて行ったのだけど、気になるところはどこですか?と聞かれて、「シミとたるみかなぁ」と考えていたら、「目の下のクマと乾燥が気になりますね」と先に言われ、私としては特に気にしてなかったところだったので「え、そうなん?」と驚く。え、そうなん?

エステの最中ずっとスタッフの人は、必要最低限のことしか話さないし、施術は丁寧だし、とても良かった。私は美容院に行ってもエステに行っても、とにかく聞き役になってしまうから、何にもしゃべらないエステを受けて、「聞き役するのしんどかったんだな」と改めて思う。

ま、聞き役になってしまうと良いこともあって、施術時間が60分と決まっているのに、それが90分になったりするので、その分ちょっとお得なんだけど、人の話を聞くことは疲れる、癒されに行ってるのに私。

肌はくすみが取れた気がする。また行きたい。

家に帰ってきたら、夫と娘が家の前でバドミントンをしていた。

連休3日目。午前中は、前から何とかしたかったキャンプ道具の整理整頓。どこに何があるのか、すっきりキレイに収納できたので、忘れ物もなくなるでしょう。午後から、昨日のバドミントンですっかりハマった娘が公園に行くというので、夫が娘と2人で出かけてくれた。よし、わたしの時間。好きなことしたかったけど、気になっていた仕事に取りかかる。書籍の先方校正をまとめて、出版社に送る準備。3時間たっぷり遊んでくれたので、作業が一気に片づいた。公園に仲良しの友だちがお父さんと来ていたらしく、2人で遊んでいたとか。それはちょうどよかった。

連休4日目。キッチンの戸棚を片づける。要らない食器を洗い出し、捨てる。使わない食器は使わないのだ。パリで買った思い出の品も私が一人暮らしを始めたときに買った思い出の食器も。捨てられないのはそこに思い出があるからだった。ありがとうと感謝して、全部捨てる。スッキリ。

田舎から持って帰ってきたお猪口はデザインが良く、もったいなてくて、ほとんど捨てられず。お猪口にかいてある文字を調べてみたたら、ヤフオクで数千円でするものもあり、「これ価値あるやつやったんや」と思うと、余計に捨てられない。

午後から、娘がまた公園に行きたいと言うので、今度は私が連れていく。バドミントン連続10回を目指して。帽子かぶってるし眼鏡してるし、マスクもするし…と、ろくに化粧もせず出かけたら、キレイにお化粧をしたママ友に会う。バドミントンしてたから、マスクしてないし酷い顔だろうと思うと、もっと話したかったけど、あまり話せず。でも人に会っておしゃべりできて、うれしいひととき。

夜、お風呂の中で娘が「気を直す」方法を教えてくれた。気を直すとは機嫌を直すの意。子どもたちには「自分の機嫌は自分で取ってね」ということを常々言っているのだけど、娘は怒られたりイライラしたときは、「おちゃをのむねん」という。お茶を飲むとちょっと落ち着くのだろう。6歳で自分の機嫌取れるなんて、偉いねと言うと「もうおねえちゃんやし」と言う。自分で自分の機嫌を取れなくて、不機嫌まき散らす大人、たくさんいるからな。「不機嫌な人がいても、機嫌取らなくて良いからね」と言う。

日記の中に驚くほど息子が出てこないけど、ゲームをして楽しく過ごしている(ようだ)。リアルの友だちいるんだろうかと不安になるくらい、ずっと家にいる12歳。口を開けば、戦闘機の話ばかりしている。戦闘機…興味がなさすぎて、一切話が入ってこない。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。