大人が本気で遊ぶ夏(2)~小豆島、瀬戸内国際芸術祭2013~編

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お盆ですねー。皆さんいかがお過ごしですか。
私は毎年のこと、実家の寺の仕事を手伝うのでほぼ終わり。

裏方仕事ばかりなので、基本、洗濯物を干したり、買い出しに行ってご飯を作ったり、
息子と虫取りしたり…といつもの家事と何も変わらないというか、
人数が増えた分より大変になった感じで。 

それにしても6人分の洗濯物の量!暑くて汗かくから余計に!
いつもはこぢんまりと3人で暮らしているので、増えると大変なんですねー。

———–

で、先日、和歌山に続き、小豆島へ行って来たので、忘れない内に旅メモ。
ちょうど瀬戸内国際芸術祭2103も開催されていて、見どころもりだくさんでした。

 

小豆島へは、三宮から出ているジャンボフェリーに乗って約3時間。
乗船前に、名前とか車のナンバーとか書かないといけないのですが、
ネットで全部記入してプリントアウトして行ったらスムーズでした。
おまけにこれしてたら料金が5%オフになるんだったかな。

フェリーに乗ったら、さっそく大きなオブジェがお出迎え。
ヤノベケンジの代表作、トらやん。これ見るだけで、テンションあがります!


 

明石大橋をくぐる前。船旅、やっぱりいいなー。潮風に吹かれて、永遠に黄昏ていたい、わたし。
フェリーがビルの3階建てくらい広くて、ちょっとした喫茶コーナーがあり、ゲーセンのようなコーナーあり。
子どもと一緒に船内をグルグル、探検気分で楽しみました。

8時出発のフェリーに乗って、11時着。
お昼ご飯は、地元の人に教えてもらった「なかぶ庵」で、生そうめんを。

 

生そうめんって初めて食べたけど、うどんのようなコシがあって、おいしかった!
醤油を作っている蔵もたくさんあるし、それでお出汁もちょっと違うのかな。
500円。

ヤマロク醤油も蔵を見学させてもらって、醤油の味比べもさせてもらいました。
そこでおいしかったそうめんつゆとポン酢を購入。醤油も買えば良かった。

午後からは海水浴。土庄鹿島海水浴場ってところに行ったのだけど、
これがこないだの和歌山の澄んだ海と違って、底は見えず、
紙やすりのようなワカメが足にまとわりついて痛い…。

私はすぐ上がったんですが、子どもは浮き輪に乗って、ずーっと遊んでました。
その後、オリーブ温泉へ。 広い露天風呂からは海が眺められたし、
タオルも貸し出してもらって、良かったですココ。

宿は、土庄港にほど近い「民宿オアシス」

トイレ、洗面所、お風呂、共同でしたが、お風呂は近くのオリーブ温泉に入ったし、
洗濯機が置いてあって、水着をすぐ洗えたのが良かった。 豪華な朝食も付いて1泊大人4800円。安い~!
(子どもは布団もご飯もなしなら、料金も加算されず、でした)
 

夜は、宿のすぐ隣りにあった地魚とおすしの店「弥助」へ。コース3000円でお願いして、
あとは子どもたち用に、かっぱ巻とかエビマヨ巻も用意してもらいました。
お店の方が親切で、地元の魚のこと、お酒のこともいろいろ教えてもらってよかった。

お刺身もおいしかったなぁ。

翌日は、棚田百選にも選ばれている千枚田へ。
ちょうどアート作品「小豆島の光」も展示されていました。

田んぼの中に突如現れるバンブーハウス!
この違和感が何とも言えず面白い~!

これは竹でできたドームの中から、寝転んで上を見た絵。息子も裸足になって走り回る。
300円で中にも入れます。見て触れて体験して、五感で楽しむアートという感じ。
 

 

小豆島オリーブ公園の風車。
オリーブの木々が立ち並ぶ丘から海を見ると、
まるで地中海にいるような気分(地中海に行ったことないけれども) 

ここで肌に使えるオリーブオイルやら、 オリーブペーストやら自分用お土産用にたっぷり買い込んでしまう。

 それから、二十四の瞳映画村と「二十四の瞳」の舞台となった田浦分校岬の分教場へ。

 

木造校舎の雰囲気が良くて、写真撮りまくり。
 

 

懐かしのボンネットバスにも乗ってみた。

映画村の中のカフェで食べた、給食セット。
850円て、観光価格じゃないですか?と思いつつ頼みますけれども。

カレーが、うちの子にはちょっと辛かったみたい。

こちら、ビートたけしが構想したプランをヤノベケンジがアレンジして制作したというオブジェ。
1時間に1回だけ、井戸の底から顔を出します。

ものすごい地響きがして出てくるため、息子怖くて、号泣&隠れながらチラ見(笑)
友人などは、それほど…と冷静な感じだったけど、私はものすごく面白かった!
遊び心たっぷり、見るだけじゃない体験型のアートが私はすごく好き。 

そして再びフェリーに乗って本州へ。
フェリーで食べたうどん(400円くらいだったかな)が、これまたおいしかったー。
海を見ながら食べたからかな。 

トイレに入ったら、トイレにもこんな大きな窓が付いてて、海の真ん中で用を足す解放感(笑)
ってな感じで、フェリーで過ごす3時間も満喫。

子連れでフェリー、最初はどうかなぁって思ってたけど、
新幹線や飛行機より、子どもを放せる広い空間があるので、むしろ楽チンだったかも。
子連れ船旅、いいなー。また計画しよう。

海がメインで計画してたので、芸術際の作品はちょっとしか見れなかったのが、本当に残念。
でも、島全体で芸術祭を楽しんでもらおう!っていう空気があって、すごく観光しやすかった。

ほぼノープランで上陸したものの、パンフはいたるところで入手できたし、
会場まですごく親切に案内があったし、駐車場もちゃんと用意してあったし、誘導も分かりやすい。
すごく快適に島を回れたのが、 何より良かった。

小豆島は思ったより小さくて、車があれば、あちこちまとめて回れる。そんなサイズ感もちょうど良かった。 
今度は、芸術祭メインで2泊くらいして回りたいなぁ。 

—-

これから小豆島を訪れるという人は、
先輩ライター、松島さんが小豆島を訪れたときの小豆島REPORTも読んでみてください。
旅情感たっぷりのテキスト、私もこんな文章が書いてみたい。

 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。