ついに舞妓に変身!「町屋 花音」

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舞妓になりたい!と思いたってから1ヵ月半。
ゆっくり舞妓を楽しんでもらいたいと、
1時間に3組しか予約を受け付けない「町屋 花音」に予約をしたら
なんと1ヵ月待ち。でもまぁ、京都のベストシーズンだから仕方ない。

そうして待ちに待った舞妓変身の日がまさに今日!
友達2人と行って来たけれど、楽しかったー。

全員三十路ですが、なにか?

お店の場所は、八坂の塔からすぐのところ。
いかにも京都らしい風情の漂うエリア。

お店についたら、長襦袢を着て、足袋を履いて、早速お化粧。
おばさまたちがアレコレしてくれるのかなと思いきや、
スタッフはみな若くてキレイな人ばかり。
手際がよく、あっという間に真っ白になっていく私たち。

襟を深く抜くので、後ろもしっかり白塗り。
見慣れない真っ白な顔を見ていたら、まるで志村けんのバカ殿。
友達の顔を見て笑いそうになるけれど、
笑ったら顔の白いのがパキパキとはがれてきそうで、ぐっとこらえる。

化粧が終わると「気に入らないところがあれば直すので言ってください」と
優しい心遣い。
続いてカツラを装着。花音では、どのプランも半かつらを使用。
自分の前髪と横の髪を使ってカツラをつけていくので、
仕上がりがとても自然。

写真撮影をしているとき、他のところで舞妓に変身している人を見たけれど
カツラが浮いてて変だったし、半カツラっていいなと思った。

2階に上がって、いよいよ着付け。
着物はたぶん20種くらいはある中から好きなものを選べる。
私は、4着くらい実際に着てみて決定。
とっかえひっかえ着てみても、笑顔で応えてくれるスタッフ。
素晴らしい。
そして頭につけるかんざしも選び放題。

着付けが終わると、近くの神社にいって撮影。
私たちが選んだのは、「紫の上プラン」(所要時間約2時間)1万500円。
散歩をする時間はなく、プロのカメラマンが撮影する4枚の写真付き。

予想はしていたけれど、舞妓さんがこんなにも道行く人たちの注目を浴びるとは。
「散歩なしのプランにしておいて良かった~」と3人で言い合う。
特に外国人観光客に大人気で、このときだけでも、
撮影しているシーンを、さらに撮影している人たちが20人くらいいた。
恥ずかしくて仕方ない。偽者でスミマセンという感じ。

カメラマンによる撮影の後は15分ほど自由時間。
八坂の塔の前で撮ったり、後姿を撮ってみたり。
場所がいいので、絵になるところがいっぱい。
注目を浴びて恥ずかしいのもあったけど、
モデル気分をちょっと味わえて楽しかったり、
とにかく大満足の舞妓変身。

終わった後化粧を落とすの大変だった。
あと洗面所が1ヶ所しかなかったのが残念。
町家だから仕方ないのかな。
でもそれ以上にスタッフの対応が気持ちよく、楽しい時間が過ごせた。

こんな楽しいこと、観光客だけじゃなく京都在住の人もやったらいいのにー。
早くも「違う着物も着てみたいー」と思ってみたり。

町屋 花音
住所:京都市東山区八坂通り下河原東入ル八坂上町374-10
電話:075-541-5879

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。