最近ようやく分かるようになってきた、自分の取り扱い方。

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今、私は42歳。42年も付き合ってきて最近ようやく「自分」の扱い方が分かってきたような気がする。

私は、人からの影響を受けやすいので、なるべく1人になる時間をもたないといけないし、なんなら朝見た暗いニュースでその日一日落ち込んでいたりするので、入ってくる情報にも気をつけなければいけない。人に会ったり、外出する予定がつまってくると苦しくなるので、余白を多めにとらないといけない。

そして一番肝心なのは、そういう一般的には「繊細」「内向的」といわれる気質を否定することなく、「そういうものだから」と受け入れること。私はずっと心の奥底でそういう自分を否定して、受け入れず、何とか乗り越えようとしていたんだと思う。これがしんどかったのだ。

そして、ある日はたと気が付いた、私は感受性が豊かなんだって。それは、ずっと分からず悩まされていた病気の原因が分かって、スッキリしたような感覚。

そういえば、映画を見た後も小説を読んだ後も、ずっぽりとその世界に入り込んでしまって、なかなか現実の世界に戻ってこられないということが昔からよくあるけれど、それもきっとこの気質のせいだろう。

「自分探し」は好きで、本を読んだり、誰かに会って話を聞いてみたり、今までいろいろしてきた気がするのだけど、それはずっーと外に向かって答えを探していたということであって、一番肝心な「自分と向き合う」ことがすっかり抜けていたんだと、今更ながらに気が付いた。

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「内向型を強みにする」マーティ・○・レイニー。 本の中にあった外向型か、内向型かチェックする質問をやってみたら、私は完全なる内向型であった。 本書には、そうそう!それが私!という具体例がたくさん載っていて、その性質が今の時代うまくやっていくための対策についても紹介してあったので、これを参考に私はこれから生きていきたいと思うほど。 内向型の人に必要なのは、刺激の少ない環境だ 。『それは 、エネルギ ーを回復させてくれる 。そういった環境こそ 、彼らの居場所なのである』という一文にそうそれ! そのほか、「そうそれ!」となった部分を抜き出す。 『精神活動のさかんな内向型の人の場合 、外からの刺激はなんであれ 、感受性のメ ータ ーをたちまち上げてしまう 』 『内向型の人は 、ただ人のそばにいるだけで刺激過剰となることもある』 『内向型が邪魔されると腹を立てるのもこのためである 。集中という深い井戸から自らを引き上げ 、這 (は )い出てくるのは 、彼らにはむずかしいことなのだ 。そして 、もう一度あらためて集中するためには 、しばしば彼らにはない 、余分なエネルギ ーが大量に必要なのである 』

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と、こんな風に思えるようになった一番のきっかけは、この本。

内向型を強みにする おとなしい人が活躍するためのガイド (フェニックスシリーズ) [ マーティ・オルセン・レイニー ]
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その後、ふとフェイスブックで流れてきた、HSP診断テストというものをしてみたら、スコア:98でHSP度:【中】。

HSPとは(Highly Sensitive Person)とは、一般に繊細・神経質・内向的と言われる人たちが持つ「気質」だそうで、私はこれにかなり当てはまる。

自分がどんな気質か分かってくると、対応できるので、それで暮らしがずいぶんと楽になった。

たとえば、私にとっては虐待の詳細を伝えるニュースが精神的にかなりダメージを与える。

前までは、こういうニュースも知っておかないと…と思って頑張って読んでいたのだけど、今はもうやめた。新聞もテレビもその手のニュースが目に飛び込んできたら、すぐに離れるようにしている。夫がテレビのニュースを見ているときは「チャンネル、変えて、変えて〜!」と叫ぶ。

ツライと感じることからは逃げていい、というか、避けることで自分を守らないといけないんだなぁと気が付いた。そう思うと、私はずいぶん自分にツライ思いをさせてきたのだなぁとも思ったりする。

朝の瞑想の時間が必要なのも、今更ながらに納得。

もっと自分をよく知って、取り扱いに注意して、やさしい気持ちで穏やかに生きていきたいなぁと思うここ最近。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。

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