妙心寺、修行体験初日(01)

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忘れぬうちに、アップしておこう。

先週末参加した妙心寺での修行体験、初日です。
まずは、ホールで開会式。

 

私が参加したのは、みんなでお参りする 「奉仕団参」というもの。

開会式のときのお坊さんの言葉がとても印象に残っている。

奉仕というと、「してあげるもの」という感覚を持っている人も多いだろうけれど
それは、違うと。そうではなく、奉仕できる喜びを感じてほしいということ。
もしかしたら、今日、風邪や急な用事で、ここに来られなかった人もいるかもしれない。
そう思うと、今ここにいて奉仕できることはとてもありがたい。
「奉仕させていただく」という心構えで2日間過ごしてほしい。

という言葉。

「してあげる」ではなく、「させていただく」。
この感覚、いろんなことに当てはめたらとても面白い。

食器を洗わせていただく。
ご飯の準備をさせていただく。
庭掃除をさせていただく。

普段面倒くさい、嫌だなぁと思っていることも
「~させていただく」って思うと、妙にありがたくなってくるから不思議。
上に挙げた例は、私が普段めんどくさっ!と思っていることですが。

 

続いて、作務といわれる奉仕活動。大方丈の前の庭を掃除します。
年配の方が多かったこともあるのか、あっという間に終了。

そして、茶礼。お茶とお菓子をいただいてほっこり。
大して働いていないのに、スイマセンという感じですが。

 

(02)へ続く。

 

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。