京都�燗�屋で開催されている「生誕125年記念 竹下夢二展」に行ってきました。
会場には、岡山の夢二郷土美術館と、群馬の竹久夢二伊香保記念館に
所蔵品されている約400点ものコレクションが並んでいるのだとか。
竹久夢二は、書籍の装丁や生活用品のデザイン、
パッケージデザインなんかもしてたんですね。
装丁本なんか、今見ても、すっごく新鮮!
今パソコンでデザインされるものとはまた違う
味のある素朴なデザインがとっても魅力的でした。
いちごやキノコを描いたものなんて、
色使いもキレイで、可愛らしくて、ちょっとレトロでほーんとにイイ!
とりわけ私が気になったのが、
美人画が描かれた掛け軸。
筆で描かれた女性にすごく色気があって、
和室に飾っておいたら、さぞかし雰囲気のいい空間になるだろうなぁ。
目が大きくパッチリした女性の絵は、奥さんでは…と言われているらしく、
展示してあった奥さんの写真と絵を見比べたりしたら、うん、確かに似ているような。
そんな裏話を知ると、ますます絵が魅力的に見えてきたりして。
その他、自ら生前保管していたという、スケッチブックやアルバム、
スクラップブックなど、本当にたくさんの作品が展示してあって、見ごたえ充分!
竹久夢二をたっぷり満喫できる展覧会でした。
25日(月) までです。
ちなみに、昨年の年賀状の版画は、夢二作品でした。
婦人グラフという雑誌の表紙を飾ったもの。
スタジオ彩稜のHPでは、これまでの年賀状の版画作品が見られます。
興味がある方はどうぞ~。→●
生誕125年記念 竹久夢二展
ふたつのふるさと ふたつのコレクション
場所:京都�燗�屋グランドホール7階
期間:2010年1月6日(水) → 25日(月)
場所:京都店7階グランドホール
時間:午前10時~午後8時(ご入場は閉場30分前まで、※最終日は午後5時閉場)
入場料(税込):一般800円(600円)、大学・高校生600円(400円)、中学生以下無料