我が家の夏休み2017(2)尾道編

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8月17日(木)

今回の旅は出雲から京都にまっすぐに帰らずに、広島〜愛媛〜香川〜神戸と寄り道をして帰るというもの。

昨年の太平洋フェリーの旅ですっかり船旅に魅了され、今回も船旅を計画。最初は九州に行ってそこから、フェリーさんふらわあに乗って帰ってこようと思っていたのだけど、日程と予算、行きたい場所がうまく繋がらず、陸路となったのでした。どんな旅になるのか。転々とするので忙しそう。

text by 江角悠子(@ezu1030

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さて。

広島の朝はアンデルセンでモーニング。私の大好きなパン屋さん。改装中にて違う場所で営業をしていた。アンデルセンの世界観が好き。

息子の自由研究は各地の郷土玩具を集めて、図鑑を作るというものにしようと夫が思いついて、息子も乗り気。

というわけでまずは広島の郷土玩具を求めて広島駅をウロウロ。もみじ饅頭しか売ってない印象。いや、違うな。もみじ饅頭かカープ関連。それもこれも全て懐かしい。

あと私が広島に来たなら必ず寄る「むさし」でお昼ご飯用のお弁当を購入。ここのおむすびを食べなきゃ、広島に来た意味がないというくらいに好き。

広島駅で広島の郷土玩具がなくて歩き回るのに疲れた息子が「(アマゾンで)ポチればいいやん」という。いや、そういうことではない。現代っ子め。でもなくて結局諦める(最初からつまづいてる)

高速に乗って尾道へ。大林監督の映画が大好きな私と夫の愛する街。

まずは千光寺公園を目指してロープウェイに乗る。

瀬戸内海を見渡せる絶景を前にむさしのお弁当。この日のおむすびは少し塩辛かった。

みかんソフトクリームとかき氷をデザートに。その後、坂道を少し降りて千光寺へ。暑くて汗だく。歩くのが嫌いな息子「いかんくていいやん」と文句たらたら。京都でどこへでも車でぴっと連れて行ってる弊害がここに。

この旅の間中ちょっと歩くのも面倒がって、すぐに車で行こうと言う。「もう来なくていい!」と言うと渋々着いてくる、を何度繰り返したことか。

さて、千光寺にお参りして、商店街をウロウロ。昭和で時間が止まっているようなお店がちらほら。こういうのが大好物。タイムスリップしたかのようだった。

その後、夫が漫画を読んで(この漫画は面白いので尾道いくなら読んだほうが良い)どうしても見てみたいと言っていたガウディハウスへ。行く途中でホホホ座の尾道店を偶然見つけて立ち寄る。定休日。けど、ホホホ座らしいなぁという空間で嬉しくなる。

ガウディハウスは細い坂道の上。尾道らしい細い小道を歩けて嬉しい。工事中だったけど、とりあえず見て満足したので、いざ、しまなみ街道!

あみちゃんの旦那さんに教えてもらった絶景という高崎山がいくら検索しても見つけられず、高見山だろうということでそこを目指す。が、私が大学生の頃訪れた展望台の方が良かったなとすぐに撤収して、そちらを目指す。淡い記憶を辿って、画像検索した結果、20年前に私が行ったのは亀老山展望台だろうと目星をつけて。

運転はずっと夫がしていたけど、しまなみ街道だけは私も運転してみたくて途中で代わってもらう。運転したら運転に集中しないと怖くて外の景色があまり見られなかった。なんだ。

亀老山展望台の駐車場に着いたら、記憶がぱぁ〜っと蘇る。私が大学生のときに連れて来てもらったのここだ!

この展望台からの景色が本当に夢のようで、天国みたいと思ったのだった。その景色は今も変わらず。穏やかな瀬戸内海と島々、島を渡る橋。水面がきらきらと輝いていて、そのすべてが本当に美しい。

あとは一路、道後温泉へ。

 

動画編もあります。
[blogcard url=”https://www.youtube.com/watch?v=Fzg9aPpBcyA”] [/blogcard]

続きはこちら。
[blogcard url=”https://w-koharu.com/2017/08/23/trip3/”] [/blogcard]
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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。