春満開。
いろんなところで桜が咲き乱れ、天気は良いし、
昼間は小さな息子もいないし、絶好のお出かけ日和なんだけど。
春眠暁を覚えずって感じの春だから?
はたまた、ここ最近夜泣き続きの息子に付き合っているから?
それとも、風邪薬を飲んでいるからか…
とりあえず泥の沼に足を取られたかのようにひたすら眠い、眠い、眠い。
さて、そんな体調であってもどうしても
見逃せなかったのが、京都府庁旧本館。
行って来ました、春の一般公開最終日に。
旧本館は、明治37(1904)年に建てられて、
昭和37年まで本館として使われていたそう。
現在も会議室として使われることもあるのだとか。
薄い絨毯が敷いてある階段、木の手摺り、
凝った造りのドアや窓、アーチ型の天井などなど、
どれもこれも私のツボをつくデザイン。
昔の建物って、どれも手が込んでいる。
丁寧に手をかけて作られているという感じ。
今のはシンプルといえばそうなんだけど、
昔の建物が魅力的に見えるのは、そういうところなのかなぁと
自分なりに納得。
旧府庁が、一般公開されるのは、春や秋の特別なときだけと思いきや、
平日にも常時公開されているのでした。
旧知事室も見学。
東を向いた大きな窓からは、大文字がバッチリ見えました。
こんな素敵な部屋で仕事ができるなんて、昔の知事さん羨ましい。
旧本館の一室は、どこかの事務所としても使われているらしく、
スタッフの人に「こんな素敵な建物で仕事できるなんていいですね」というと
「いやぁ、みんな不便だって言ってますよ」との答え。
見た目は良いけど、やっぱり使い勝手は今の建物の方がいいのかも。
旧府庁、無料で見学できます。
御所へ行ったついでにどうでしょうか。
ちなみに桜はまだキレイに咲いているようです→●
京都府庁旧本館の公開
住所:京都市上京区新町通下立売西入ル薮ノ内町
日時:月~金(祝日及び年末年始を除く)
時間:10:00~17:00