先週の金曜日、映画を見ることをご褒美に原稿書いて、無事書き終わり、
(自分との)約束通り行ってきました。
京都シネマで上映されている「湯を沸かすほどの熱い愛」。
私のタイムラインでは絶賛する声ばかりが流れてきて
それで「見てみたいな」と思い、金曜日に見ることを決めていたのだけど、
木曜日にこのツイートを見て
この映画は、「幼い娘に堂々とエロ話をするというセクハラ男に対し、母も怒らず笑っているし、娘も笑顔で受け入れる」という明らかに異常な状況に対し、その背景が何にもないわけです。ということは、監督がそもそもこのセクハラ行為をセクハラだと思っていないということになり、そこに私は戦慄します
— 越冬 能町みね子 (@nmcmnc) 2016年11月30日
ヤダなと感じて止めようかとも思ったのだけど、
果たして私はどう感じるのだろうかというのに興味があったのと、
決めてたし、というので見に行ってきたのでした。
ちゃんと原稿書き上げたので、映画観賞。自分との約束を守れたときが一番嬉しい。湯を沸かすほどの熱い愛、私はどんな風に感じるのだろうな。
— 江角悠子(ライター小春) (@ezu1030) 2016年12月2日
以下、感想。
湯を沸かすほどの熱い愛、生理的に受け付けないシーンがいくつかあったけど、役者さんたちの演技はただひたすら素晴らしく、入院している宮沢りえさんなんて、もう目をそらしたくなるほどの死にゆく人だった。
— 江角悠子(ライター小春) (@ezu1030) 2016年12月2日
号泣、号泣と言われているのは、感動の涙ではなく、観るのが辛くて悲しいの涙だろうかと思いつつ。前情報ありで観ちゃったから、すごく引いてみて入り込めなかった。
— 江角悠子(ライター小春) (@ezu1030) 2016年12月2日
ネタバレしますが、以下、私の受け付けなかった&理解不能シーン。
・母親が年頃の娘に下着を買ってくるところ
・小学生の女の子が失禁、宮沢りえがパンツを脱がす
・杉咲花がそのパンツをドアノブにかけるところ。
・学校に行きたくないという娘を力づくて行かせようとしたところ
・杉咲花が突然教室で制服を脱いで下着になる&その後、嘔吐
・オダギリジョーが松坂桃李の乳首をついてじゃれ合っているところ
・ラストシーン
いやでも、あのラストは私はドン引きであり得ない。
— 江角悠子(ライター小春) (@ezu1030) 2016年12月2日
というわけで、絶賛されている映画(しかも何か賞まで取った)が、
私にはちっとも理解できなかった。
以前、「人生スイッチ」という映画が面白くてブログで絶賛したのですが、
それを受けて見に行った方から「今まで見た映画の中でも一番最悪だった」という感想をもらい、
本当、人の感じ方っていろいろなんだなぁと改めて。
いやぁ、映画ってホント心揺さぶられる。良くも悪くも。
あ、どなたか京都シネマの会員になりませんか?
紹介カードがまた届いたので、興味のある方はぜひ。