ライター20周年を記念した特別なZINEを制作中!〜寄稿メンバーを紹介(3)【太田明日香さん】

  • ブックマーク
  • -
    コピー

10/4に、私のライター20周年(&50歳の生誕)を記念したトークイベントを主宰することにした。今は、そのイベントで、来てくれた方に配るZINEを作っている。

せっかくなら、ライター20周年の思い出となるようなZINEを作りたい…と考えに考えて、ふと思い付いたのが、「ライター友だちに、私のことをエッセイに書いてもらいたい…!」だった。そこで、厚かましくも、主にプロとして活躍する友だちや先輩ライターさん、書き手の方に「江角悠子」との思い出をテーマに、寄稿してもらうことにした。

【寄稿メンバー(五十音順)】

・作家 太田明日香さん
・自己表現ワーカーアカデミープロデューサー 碇たみ子さん
・小説家・ライター 寒竹泉美さん
・ライター 佐藤友美さん(さとゆみさん)
・インスタグラマー しょ〜こさん
・ライター 堀香織さん
・コミュニティーマネージャー 松田洋平さん

心が折れて、3年間ZINEが作れなかった理由


寄稿してくれるメンバーの紹介、本日はライター仲間の、太田明日香さん

太田さんは、奈良で活動をしていたライターさんで、私が2017年から始めていた「ライターお悩み相談室」に参加者として来てくれたことで出会った。そのときが初対面だったけれど、話すとお互い話題が尽きなくて、X(旧Twitter)でも繋がり、そこから頻繁にやりとりをするようになった。

太田さんは当時すでにZINEを何冊も作って、「文学フリマ」に出店するということをしていた。そして彼女はZINEを作ったことがきっかけで、(ライターの憧れ!)商業出版まで叶えていた。


ZINEにはそんな可能性があるということを教えてくれたのは、太田さんだった。太田さんがきっかけで私はこの世に「文学フリマ」というものがあることも初めて知ったのだから。

つまり、今私がこんなにZINE作りにハマり、講座までするようになったすべてのきっかけは、太田さんともいえるわけだ。金銭的に、当時はなんの利益ももたらさなかった「ライターお悩み相談室」が、結果的に、私が今いる場所まで連れてきてくれたということになる。

初めて「文学フリマ」に出店できたのも、太田さんがいたからだ。一人ではとてもじゃないけれど出店できなかった。けれど、もうすでに何度もでている太田さんが一緒に出てくれるというので、2020年、初めて「文学フリマ」への出店を決めた。このとき出店することを決めたからこそ、1冊目のZINEも作り上げることができた。


ZINEはずっと作りたいとは思っていて、本づくりのワークショップには20代の頃から、いろいろ行っていた。でも、仕事に追われて10年以上手付かずのままだった。文学フリマに出店することを決めてようやくお尻に火がつき、ZINEを作り始めることができたのだった。

そうして初出店となった文学フリマで、私は打ちのめされた。太田さんはすでに何冊ものZINEを作っていて机にずらりと並べてた(見栄えが良い)。私が置けるのはたった1冊のZINE。ブースに遊びに来てくれるのも、太田さんの知り合いばかり。何度も出店している太田さんには顔なじみの人もいるし、ファンも大勢いた。

今考えると、初めての出店で大勢のファンがおしかけるはずもなく、すでに何年も実績を積み重ねてきた太田さんと比べること自体おかしいのだけど、その現実が辛くて、私は心が折れて、そこから何年間も文学フリマに出ることはもちろん、ZINEを作ることもできなくなってしまった。


そこから再びZINEが作れるようになるまで3年かかっている。つまり、ずっと不貞腐れていたわけで、もうちょっと早く現実と向き合っていたらちょっとは変わっていたのかも知れないが、仕方がない。

とにかく太田さんとの出会いが、新しい扉を開くきっかけになった。そもそも私は、太田さんの書く文章が大好きで、太田さんのZINEはほとんど購入している。太田さんは、私が「そんなことまで書いていいの?」と思うようなことも、包み隠さず書くところがある。「そこは、誰にも見せなくてもいいんじゃないの?」というようなネガティブな感情も見せてくれる。それが本当にすごいなといつも思う。

そんな太田さんが私のことをどう書いてくれるのか。まさかあの時の出来事をあんな風に書かれるとは…!みたいな気持ちになって、読みながら私はちょっと泣いた。

さて、文学フリマと言えば!
来月開催される「文学フリマ大阪」に出店します!

【文学フリマ大阪14】
2026/9/13(日)時間 12:00〜17:00
会場:インテックス大阪 2号館
ブース:す-41〜42
お品書きはこちら!→ https://my942p.com/l/m/azOuHm9tYUVHkm


対面販売では初お披露目となる新刊ZINE3冊をひっさげて出店します!
入場無料!来年京都で開催される「文学フリマ」は有料となるので、無料のうちにぜひ遊びに来てください。

書きたいけど書けない人へ。無料メルマガ配信中!

おかげさまで大変多くの方に購読いただいており「無料でここまで語ってもらえるなんて!」「あったかくてホッとして読むとやる気が出る、私宛のお手紙のよう」など、とっても好評です!!

私の講座やセッション、イベント等はメルマガのみでご案内することがほとんどなので、ぜひメルマガを登録してみてください〜。

 

\京都ライター塾を主宰/

ライター未経験の方や、ちょっと繊細な方も3カ月で「書いて、はたらく」ために必要なことがひととおり学べる「京都ライター塾」。次回は、2026年12月に開講予定。ただいまエディターズ・クラスが絶賛進行中。最新情報はメルマガでお知らせするので、興味がある方はぜひメルマガに登録しておいてください〜。

  • ブックマーク
  • -
    コピー

この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。