【エディターズ・クラス】ついに、インタビューマガジン校了!

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この5月に開講した、京都ライター塾「エディターズ・クラス」。

この講座では、受講生みんなで1冊のインタビューマガジンを制作することで、「編集技術」とは何か?を学んでもらいます。これは講義と実践が半々というか、実践してもらう部分もけっこうあって、皆さんは通常のお仕事もしながら課題に取り組んでいたので、本当に大変だったかと思います(でも、編集って、本当に実践しないと分からないことばかり)。

ライターとして「書く」パートは、編集作業の2割でしかない


冊子作りは、原稿を書いて終わりではなく、ここからも果てしなく長い作業が待ち受けている訳ですが、ライターの仕事だけをしていると、原稿を書き上げた時点で7〜8割くらいの作業は終わる。

一方、冊子作り全体の工程で見ると、「インタビューして、書く」パートは全体のわずか2割ほどだろうか。編集者として仕事に関わると「書く」以外に、やるべきことが本当にたくさんある、ということが身をもって理解できると思う。

そんなわけで8月に入ってからはずっと、レイアウトされた誌面を眺めては、全体のデザインの調整、原稿の調整、誤字脱字のチェック、表記統一などをしていました。何回も何回も何回も原稿(レイアウト)を眺めて修正してもらっているのに、後から後から修正すべき箇所が見つかるという…。

終わらない。修正の無限ループ。辛すぎて、思わずXでつぶやいた。

このつぶやきが数日で、1万件表示、182いいねとなっていて、いろんな方が共感してくれたみたいで、なんかちょっと救われた。ちょっとマイルドに書いたけど、入稿後は「もう二度と見たくない」くらいの気持ちになる。好きすぎてしんどいから、もう別れたい…みたいな、よく分からない感情。

でも、そんな苦しいときを乗り越え、ようやく入稿したので、あとは刷り上がるのを待つばかり!受講生みんなで完成させた渾身のインタビューマガジンの表紙はこんな。

こちらのZINEは、9/13の文学フリマ大阪で販売するほか、受講生がオンラインショップ等で販売もしてくれます!

タイトルの「AMooo(アムー)」は受講生のアイデアから生まれた言葉で、「暮らしを編む」の意味が込められています。

内容は、いろいろな業界で活躍する10人に、心地よくはたらくためのマイルールについてインタビュー。副業も広がり、終身雇用でもなくなった今、働き方に迷う人たちにとってヒントになるような記事を目指しました。


最終講義のレポも続々届いています!


そして、最終講義を担当してくれたのは、京都ライター塾アドバンスコースを卒業した北裕実さん。裕実さんが過去の仕事で培ってきた営業力が素晴らしすぎて、思わずスカウト。私が語るより裕実さんの方がいい内容になると思ったので、今回の講義をお願いした(こういう、適材適所というか、ちょうどいい人をアサインするのも編集の仕事で、技術の一つだと思う)。

果たして講義内容は、営業が難しいと感じる人に、ここだけ切り取って販売したいくらい超有益だった。押しの弱い私でも、営業は難しくないし、やれることたくさんあるなと勇気をもらえる講義だった。

冊子が届いたら、受講生のみんなと京都に集まりお披露目会。またレポートします!

さて。


来年も、このエディターズ・クラスは開講予定です。ただし、京都ライター塾を卒業しているか、もしくはライターとしてある程度の経験がある方が対象となります。気になる方は、今のうちに頭の片隅に置いておいてもらえたら嬉しいです!

受講生のレポ記事紹介!

ライター・小澤まみさん

今回みんなで作ったマガジンは、企画力や取材力など、編集者としてのスキルを示すポートフォリオになる。ただ、そのアプローチ方法は私が想像していた「何かキラキラ系」とはほど遠い、とても地道なものだった。

ライター・小田 明子さん|

求められているのは、クライアントの目的にあった成果物を制作することで、作品づくりではないということ。

ライター・鈴木千絵さん

完成した冊子は、企画力、取材力、デザイン、編集ディレクションを1冊で示せるポートフォリオ。特に印象に残ったのは、アプローチの際に「〝この一冊で、どの企業のどのような課題を解決できるか〟というマインドでアプローチする」というお話しだ。

取材ライター・さいだ多恵さん

今回の講座を通して、私はゼロからコンテンツを作るのは向いていないと痛感した。けれどそれは、挑戦したからこそ気づけたことだし、編集目線を学んだからこそ、結果的に自分の方向性を見定めることができた。

フリーライター・大谷ゆうさん

エディターズ・クラスを通して、書いているだけでは気づけなかった編集者の視点を学べたことは、今後ライターをやってく上で重要な経験だったと思います。

オーストラリア在住ライター•セルフケア講師・和葉さん

表紙に関しては、ある程度形になっていたものを一旦白紙にして考え直すということもあり難航しました。でも何事もなくスムーズに進んでいたら、理解できていなかった部分だと思うので、一連の過程を経験できて本当に良かったです。

旅暮らしのHygge(ヒュッゲ)さん

セルフブランディングができていると、「あなただからお願いしたい」と依頼をされること、自分の価値観に合う仕事につながりやすくなること、仕事の専門性が高まることなどのメリットがある。そのためには、自分自身を見つめ、どんな経験や強みがあるのか、どんな仕事をしたいのか、を改めて考える必要がありそう。もう一度、京都ライター塾の人生企画ノートで自分の棚卸しをしたい。

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\京都ライター塾を主宰/

ライター未経験の方や、ちょっと繊細な方も3カ月で「書いて、はたらく」ために必要なことがひととおり学べる「京都ライター塾」。次回は、2026年12月に開講予定。ただいまエディターズ・クラスが絶賛進行中。最新情報はメルマガでお知らせするので、興味がある方はぜひメルマガに登録しておいてください〜。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。