今年初めて開講した、編集技術を伝える「エディターズ・クラス」。10人の受講生みんなで作るインタビューマガジンはいよいよ大詰め。そして昨日の最終講義では、インタビューマガジンを作ったあとにすべきことをお伝えしました。あとは入稿を終えたら、インタビューマガジンのお披露目会を待つばかり。
昨日の講義で特に印象的だったのが、全6回の講義を終えて、受講生の一人が言っていたある言葉。
「講座を受けてみて、今は、紙媒体はしなくてもいいかな、向いてないのかも?と思った」
といったこと。彼女は紙媒体に興味があり、仕事をの幅を広げるためにも、今回冊子を作るエディターズクラスを受講してくれたわけだけど、やってみて、紙媒体は今はしなくてもいいと分かったというのです。
そして、こうも続けていた。「今は紙媒体ではなく、もっとWebの仕事に力を入れたり、提案をしたりできそうということが分かった」と。
彼女は、今回冊子作りをしてみることで、自分のできること・やりたいことが明確になり、可能性が広がったという風にも言ってくれました。無駄に紙媒体に憧れなくて良いと言うか。紙媒体の仕事をするという道を断つことで、逆に、新しい可能性が見えてきた。それって実際にやってみたから分かったこと。
彼女は、ライター塾に続きエディターズクラスも受講してくれたのだけど、
「江角さんに言われたことを実行してみた結果、今年の1月と比べて、仕事の単価が4倍くらい上がりました!(これまでが安すぎたのかもしれません)」
とも言ってくれていて。あぁ、よかったなぁとなった。それにしても1年も経たずして、単価が4倍になるとは!!!才能や技術があるのに、そこに気付いてなくて、消耗している人を見るのは辛い。そういう人のサポートや応援がしたいと思って「京都ライター塾」を始めたので本当にうれしい。エディターズ・クラスでお伝えしたことは、当然Webの仕事をするときにも活かせることばかりなので、ぜひ存分に活用してもらえたらいいなと思う。
大学で非常勤講師をしていたときには、ある学生が出版業界に憧れて、「編集技術」の講義を受けてくれた。その学生も全講義が終わったとき、「出版業界に行かない」と決めていた。「思ってたんと違う」という理由で。このときも、あぁ、よかったなと思った。必死に頑張って就職できた後に「思ってたんと違う」となるより、ちょっと体験してみて、私はこの業界じゃないなと気付くことは、すごく大事だなぁった。
それもこれも、やってみて初めて分かること。どんなに憧れて、目指していたとしても、違うと分かったら諦めが付くというか、それ以外の可能性が見えてくる。やることによって腹落ちするので、すごくよい。
「自分に向いているか」「本当にやりたいことか」は、頭の中で考えていても一生分からない。実際に手を動かし、書いてみて初めて「あ、これだ!」と確信できたり、「自分はこっちの表現が好きかも」と新しい可能性が見えてきたりする。
というわけで!あなたの「やってみたい」を「腹落ち」に変える第一歩として、まずは「エッセイスト体験講座」で一緒に書いてみませんか?
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