上阪徹 × 佐藤友美(さとゆみ):「本を出したい」人のための「超集中講座」に行ってきた!

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昨日、上阪徹 × 佐藤友美(さとゆみ):「本を出したい」人のための「超集中講座」に行ってきた。

駅近で、迷わずたどり着けた。

講座タイトルにある「本を出したい」というのは、自分の本を出したい人と、誰かの本を出すブックライターとして仕事をしたい人、その両方を指す。

上阪徹さんは、「ブックライター」という言葉を生み出した人で​、自著は50冊以上、ブックライティングした本は150冊以上という、ライター界の巨匠。

さとゆみさんは上阪さんのブックライター塾の卒業生で、自著9冊、ブックライティング​は50冊以上と、そんな素晴らしきお2人がコラボする講座に、いつか本を出したいと思っている私が「行かない理由がない」と思って、即申し込んだ。​

講義を受けるときはできる限り、前の席を陣取る。

1日かけて「​本を出す」ことに関する、ありとあらゆる情報をこれでもかと話してくれて、私はたぶん、これから自分一人で模索していたら10年以上はかかっていただろうほどの知識をたったの1日で学ぶことができたなと思う。

​しかもそれは単なる情報ではなく、知識てある。情報だったら、検索すれば出てくるものもたくさんあるし、そこからまた取捨選択する必要があるけれど、これほど信頼性があり、かつ今すぐ使える必要な知識だけを学べるって、なんと有益で手っ取り早くありがたい。​

講座って、素晴らしいんだなぁと改めて思った。もし今、自分の知りたい、興味ある分野があって、それを教えてくれる人がいるのなら、今すぐ学んだ方がいいのでは、の気持ち。​

​昨日、上阪さんが講義の中で、「人はすぐ忘れてしまうから、メモすること」「メモすること」「メモすること」と死ぬほど言っていて、私はライターの性でふだんからメモはしているが、なんと昨日のメモは、A5の手帳20ページ分にもなっていた。

​たくさんメモした中でも特に心に残っているのが、さとゆみさんの「売れて読まれてこその出版」の回だ。1冊の自著を1万3,000冊手売りした具体的な方法を話してくれたのだけど、それがもう、スゴイなんてもんじゃなく、えげつないと思ってしまうくらい(めちゃくちゃ褒めてる…なんていうとおこがましいが、良い意味で)。​​

まずは、そこまでするんだ!という驚き。そして果たして私だったら、そこまでできるんだろうか?と考えて、さとゆみさんのプロとしての覚悟の深さに圧倒された。

​なぜそこまでできるのか?といったら、さとゆみさんはその本が本当に素晴らしいもので、絶対に読んでもらいたいと思っていたから。もし、本を読んで面白くないと感じたら、「私が買い戻します」とまで言っていたそうだ。

つまり、そんな風に思えるだけの「本」であったということだし、著者になるとは、それほどの「本」を作ることなのだなと思った。

​本を出すことの大変さは一応分かっているつもりだったし、軽く「本を出したい」と言っていたわけではないけれど、なんか自分がちょっと恥ずかしくなった。

​あと、私は上阪さんの本をけっこう読み込んでいてとても大好きな方なのだけど、昨日もお話を聞きながら、やっぱり好きだなぁと改めて思った。

​フリーライターは食えない、稼げない、しんどい、大変だみたいな言われ方がされている中で、上阪さんは、きちんと休んで​、かつ、きちんと稼いでいる。消耗することなく健やかに働き、土日は休み、温泉やハワイにも行き、人生を謳歌している。

ライターは、そんなことが可能なんだよと体現して見せてくれているところが、本当に好きだなぁと思った。それは、何冊か本を読めば伝わってくることだけど、改めて「楽しく生きたい」「豊かに暮らしたい」という哲学に生で触れられて良かった。

講義を聞いて、それはそうだ!その通りだ!素晴らしい。でもそれが出来ないんだよなぁと思ってしまったが、「知っている」のと「知らない」とでは、今後の人生が全然変わってくるということだけは分かった。

知ることができて本当に良かったし、もっと早く知りたかった!!

ふだんならこの講義でいかに有益なことを学んだのか、(自分が忘れないためにも)レポ的に書くのだけど、今回は書かない。書きたくないと思ってしまった。有益過ぎて、私は教えたくない。

けれど、今回の講座で学んだことは、これから意図せずとも、私のサロンや講座にも反映されていくのだと思う。結果的に、私と一緒に学んでくれる人たちにもシェアできたらいいなと思っている。

(今すぐ知りたい人は、アーカイブも販売されているので、買うといいと思う→アーカイブ

打ち上げのレストランにて

憧れの巨匠、大好きな先輩、京都ライター塾の卒業生で、今はライター仲間と、いろんな方と書くこと、本を出すことについて語れて、本当に充実の1日だった。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。