\10/24(金)恵文社でワンデイZINE講座!/
あなたの書いた文章をZINEにしませんか?
原稿の編集から、構成の考え方、紙ならではのレイアウト
の工夫、そして完成後の発信・販売方法まで。
講義と実践ワークを通して、自分だけのZINEを一人で作る
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やりたいことがあるけど、自信がない。はじめの一歩が踏み出せない…という相談は多い。ライター塾を受講しようかどうしようか…とか、あと、最近は多かったのは、ZINEを作ってみたいけど、作れそうにないといったお悩みも聞いた。
ZINEが作れそうにないと言った人は、自分の作りたいZINEの理想が高いのかなと感じた。初めて作るZINEなんて、製本されていなくてもいい。プリントアウトした数枚をホッチキスでとめるだけでいい。会議の資料として配られる程度でいい。
作りたいけど作れそうにないと言った人は、恐らくもう何冊もZINEを作っているベテランの人の作品を見て、「(あんな素敵なZINEは)作れそうにない」と思っているのかもしれない。それは確かに作れないかもしれない。私だって作りたい(けど、作れていない)。
いきなりあそこを目指すのではなく、ホッチキス留めからやればいいと思うのだけど、「作れそうにない」と言った人は、それを許せないのかもしれないな、とも考えた。
ホッチキス留めレベルのZINEなんて、ZINEではない。製本されていないZINEを作るのはイヤだ。と私は最初そう思っていた。無意識に「あんなのを作るくらいなら、作らない方がいい」と思っているから、行動できない。行動できないから、結局いつまで経っても作れない。
まだ挑戦してもいないのに、始める前から、うまくできない自分を許せないのだ。
でも、そんな完璧主義だった私が、完璧じゃなくていい、何にもできない自分でもいい、失敗してもいいと、自分を許せるようになったら、少しずついろいろなことに挑戦できるようになった。
そもそも、私ごときの人間なんて、できないことの方が多いし、知らないことの方が多い。諦めて教えを請う方がよっぽど完璧に近づける。最初から完璧にやり遂げたいだなんて、いったい自分を何様だと思っていたのか、とあとから思った。
ZINEを作ろうとして、結局作れなかったでもいい。作れなかった自分を許して、挑戦した自分を讃えてたい。
オンラインサロンのZINE部では、来年1月の文学フリマ京都への出店に向け、希望者はいますか?とアンケートを取っている。
出たいけど、作品を完成させられるかどうか分からないので、迷っていると言う人もいたけれど、「出店する」と決めないと、ZINEは作れない。
私はこれまでに7〜8回出店して、その度に新刊を作ろうと決意していたけれど、この2年はずっと新刊が作れないでいた。
出店することをかたく決心して、意気込んで申し込んでもなおZINEが作れないのだから、そもそも出店すると決めなければ、ZINEは永遠に作れない(私の場合)。
先日の文学フリマ大阪では、キャンセルされた無人のブースを見かけた。都合が悪くなったのか、作品が間に合わなかったのか、分からないけれど。でも出店しようとしたのだなと思った。それが素晴らしいのではないだろうか。
できないだろう自分を許したら、一歩踏み出せるような気がする。最初から素晴らしいZINEを作られたら、それはそれでおめでとうだけど、これまで何度も失敗してきた私がちょっと腹が立つ。
今回の新刊ZINEだって、いきなりQRコードが間違っていて修正シールを貼ったし、次は、表紙に表記ミスがあることが判明(第2刷では、修正したものをお送りします。スミマセン!!!)
ゴミを生み出す勇気だけは持っているのかもしれない。
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