「一人の時間がないと死ぬ」私の、内向型取扱説明書

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昨日のこのつぶやきが、びっくりするくらいたくさんの人に共感をしてもらっている。現時点で、7.1万回表示+974いいねだ。すごい。そして、意外と内向型の人って多いんだなぁと思って、うれしくなった。

私が「内向型」という言葉を知ったのは、5年ほど前に『内向型を強みにする』という本を読んだからだった。

本の紹介文に

世の中の75%は楽天的で活発な「外向型人間」だという。残りの25%の「内向型人間」といえば、大勢の人が苦手、外に出ると疲れやすく、考え過ぎるタイプで、とかく肩身が狭くて、「なんとか自分を変えようと思いがちだ。

とあって、本当にそうだと思った。

大勢の人とワイワイ楽しめない自分を否定していたし、イベントでわーっ!っと盛り上がれない自分も残念に思っていたけど、この本を読んで「なーんだ、それでいいんだな」と思えた。自分をちょっと肯定できたのだった。

その後、HSP(繊細さん)というワードも徐々に認知されるようになり、私はそういう気質なんだ、その気質とうまく付き合っていけばいいんだと分かってからは、だいぶ生きやすくなった。

そして、私が今一番しっくり来ているワードは、「エンパス」である。

HSPよりもさらに共感力が高い人たちを「エンパス」と言うそうで、これは『LAの人気精神科医が教える共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本』という本で知った。

エンパスにはこんな傾向があるという。

・機嫌が悪い人が苦手
・人が怒られていると自分が怒られたようにつらい
・相手の気持ちやウソがなんとなく分かる

私は、誰かが「ケガをした」という話をしていると、私の体にもリアルに痛みが走る。けれど、そういう感覚になる人はそんなにいない、というのは、この本を読んで初めて知った。そうなのか。

この本には、エンパス気質の人がどんな風に対処するとラクになれるのかという具体例がたくさん載っていて、それがとても参考になった。

・充分に睡眠を取る
・運動をする
・ネガティブな人と距離を取る
・水の中に入ってデトックスする
・人と境界線を引く
・1人になれる時間をとる
・瞑想をする

というのは、今ではどれも暮らしに取り入れている。

ネガティブな人と距離を取るというのは、たとえばSNSの場合、ネガティブ発言が多い人はフォローを外すか、ミュート機能を全力活用しているし、水の中に入ってデトックスするというのは、エプソムソルトという入浴剤を入れた湯船に浸るなどしている。

本を読んで、内向型は治したり矯正したりするものではなく、そういうものとして上手く付き合っていくもの、と分かった。

昨日もダンス仲間とご飯を食べに行っていて食事の後に、「クラブに行こう〜!」と誘われたけど、帰ってきた。踊るのは好きだけど、クラブはちょっとハードルが高すぎる…!

と、そんなわけで内向型・エンパスの気質を〈弱みではなく感度〉として育てるコツや、バリ滞在で感じた“ひとり時間”のことなど――メルマガでは書き切れない深呼吸サイズのエッセイを、有料note 『瞑想的なる日々』 に綴っています。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。