新年度は、無理せずのんびり、適当に。

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4月が始まり、早くも10日が経ちました。

新年度となり、新しい環境で、「慣れないこともたくさんある」という人もいるかもしれません。

こういうとき、気が張っているのでなかなか気が付けないのですが、けっこう疲れています。

というか、私が大体そうなのですが、あとでどっと疲れが出ます。そして体調を崩したりします。

新しいことが始まるときって、なんか一種の興奮状態なので、そのときはけっこう動けたり、頑張れたりするのですが、やっぱり「いつもと違う」ことをするということは、ふだんより相当気を張っていて、気を遣って、疲れがたまっているなぁと思います。まるで気が付かないけど。

大人ですら、そうなのだから、子どもは余計にそうなんじゃないかなぁと思う。

新年度になるたび思い出すのは、そんな子どもに優しくできなかった自分。

新1年生の子どもたちは特にそうで、学校での慣れない環境にものすごく頑張ってる分、家では、いつものことができなかったり、暴れたり、言うこと聞かなかったりする。

いっけんすると、わがままになったように思えるけれど、それはたぶん学校でいつも以上にエネルギーを使っているから、もう家では頑張れなくなってるんじゃないかと思う。

もうエネルギーがない状態で、もっと頑張れと言うのは酷だ。エネルギーを補充する場(家)で、それを求めるのは厳しい。

ということに気が付いたのは、しばらく経ってからのこと。

子どもは子どもで頑張っていたのに、「新一年生になったからには、これまで以上に頑張ってもらいたい」という私のエゴで、ちゃんとできない(ように見えた)子どもに、「ちゃんとして」「何でできなの?」と怒ってばかりだったなぁと猛省した。今でもこの時期になると思い出して、ごめんと思う。

学校や職場で十分頑張ってるから、家では頑張らなくてもいい。

親も子どもも。

まぁ、ボチボチでいいんじゃないかと思う。新年度だからといって無理せず。のんびり適当に(早めに寝るようにするだけでもいいと思う)。

というわけで、今日でやっと小学生の娘の春休みが終わり、私は大学の前期講義がスタートです。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。