国際会館にて、京都ライター塾の最終講義が無事に終了しました!

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大好きなレトロ建築・国際会館にて最終講義。

第11期京都ライター塾の最終講義を国際会館にて実施しました!

これまでの講義とワークはzoomによるオンラインでの実施でしたが、最終回は対面で。

残念ながら体調不良の方がいて全員揃うことは叶わなかったのですが。

最終回は私の講義ではなく、この3ヶ月、書くことや自分について向き合って、どんな変化気付きがあったのか、受講生全員に「自分理念」を発表してもらうのがメインとなっています。

宝ヶ池の森が見える素晴らしい空間にて。

京都ライター塾・最終講義の前日に、私の尊敬するライターさんの一人、塚田ちえみさんと会って話す機会がありました。

ちえみさんは、大先輩ライターのさとゆみさんが主宰するサイト・コレカラで「欲深くてすみません。」という連載を書いている方で、インタビューや原稿の書き方について、本当にもういろんな角度から考察した記事を書いています(ライターは全員読んだ方がいい)。

ちえみさんと話していたら、「えずさんの塾の受講生って■□■□って感じ」と言われたのです。

さとゆみさんの「ビジネスライティングゼミ」や、私の「京都ライター塾」や、これまたライター仲間のヒロさんがする「Webライターラボ」など、いろんな集まりがあるけど、それぞれに受講する人たちの「色」があるよね、と。

それで、えずさんのところの子どもたちは(という表現をしていた。面白い)、最後は嫌ですって言いそう。自分を持っていると言うか、我をちゃんと通すことをしそうな感じ。

というようなことを言っていた。

江角先生!と崇めるようなことはなく、先生が言うのなら!と後をついてくるわけでもなく、最後の最後は自分を持っていると言うか、そんな感じがすると話してくれた(酒場での話だったからうろ覚えなのだけど)。

その話が私はなんか嬉しくて、そのあともずっと考え続けていた。

京都ライター塾の1回目の講座で、私は受講生に「自分の意見、考えを持ってください」という話をした。講座では、私がライターを18年してきて分かったこと、気付いたこと、その全てをお伝えするけれど、必ずしもそれが正解ではないこと。違うなと思ったら、取り入れなくても良いし、鵜呑みにするのではなく自分の頭で考えて、自分の考え意見を持ってほしいということ、を伝えた。

そして、人生企画ノートを使って、自分を知り、自分が何を考え、自分が何者であるかを深堀して、「自分理念」を発表してもらった。

そうした経緯を一切、何も知らないであろうちえみさんが、京都ライター塾の受講生は「自分を持ってそう」と言ってくれたのが、なんかとてもうれしかったのだ。

最終講義で、受講生が自分の言葉で発表した「自分理念」は、本当にどれも素晴らしくて、私は時々その言葉にぐっときて、何度も泣きそうになったのだけど、こらえた。

受講生の中には、人生のテーマに「自由」を掲げている人や、旅して暮らしたいという人も多くいて、自分の好きなように暮らしたい傾向にあるなと思った(そもそも、私がそうである)。

最後は好き勝手に、自由にやって、そして幸せになってもらえたらいいなぁと私は思っている。ので、ライター塾を卒業後は、皆それぞれに羽ばたいていって、あまり交流がないという人もけっこういる(笑)。でも、それはそれでいいんじゃないかなぁと思っているので、そうなっているんだと思う。

別に一度私に学んだからといって、一生師事してほしいとは思わない。どこにいても、(書いて)しあわせでいてくれたらいいなぁと遠くから願っている。

でも、引き続き、一緒に楽しいことをしたいなぁという人が戻ってこれる場所、集える場所は持っていたいなぁというのでオンラインサロンなどしている。

そんなわけで、京都ライター塾、最後のレポがさっそく届いています!

もうレポを書きあげているなんて、ホントどれだけ書くことが鍛えられたか。書くことのハードルが下がったか。ってことかなと思って、連日、私はうれしい。

akiyoさん

私達へ。永遠の課題。それは、11期の私達がこれから学んだことを活かして、実際に書いて幸せになること。そして、書いて幸せになっていく姿を見せていくこと。

Yuka Shogakiさん

皆の「自分理念」が心に刺さり過ぎて、準備していた話をすっかり忘れてしまいそうになった。

KAIさん

参加前の自分と、終了後の自分は全く違う自分のように思います。商業ライターとしての知識やスキルについて教えていただいたことはもちろんですが、人生を振り返り、言語化したことが同時にできたことがとても大きかったように思います。

休憩時間に寛ぐ皆さん

超絶素晴らしい空間が広がっている国際会館

緊張した発表のあとは、みんなでランチ。昨年に続き、今年もライター仲間・なつみとさんにサポートに入ってらもらいました。その後は、プロフィール写真を撮影。自分理念もでき、写真も揃ったらもう、あとはライターとして歩き出すだけ。

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この記事を書いた人

江角悠子

1976年生まれ。京都在住の文筆家・編集者、ときどき大学講師。ブログでは「ふだんの京都」をお伝えするほか、子育てエッセイも。コーヒー・旅・北欧・レトロ建築をこよなく愛す。