江角悠子 
来年1月からスタートする第11期京都ライター塾。講義はzoomによるオンラインで開催するので、北海道や秋田、東京、静岡などなど、全国各地から参加してくれる人がいます。
そして、最終講義だけ京都での対面となるので、その会場をどこにしようかと先月からずっと考えていました。
せっかく京都まで来てもらうのだから、ここぞという場所にしたい！と考えて思いついたのが、「京都国際会館」という建物でした。
「京都国際会館」という建物は、その名の通り国際的な会議にも使われるような国立の建物で、京都議定書が採択された場所としても有名｡首相や天皇陛下、各国の大統領もこちらへ来たりする…なんというかものすごい由緒ある建物なのです。
私はレトロ建築が好きでいろんなところに足を運んで見学しているのですが、その国際会館は、日本のモダニズム建築の代表的な作品の一つにも挙げられており、オープンデイがあるとここへ行き、建物と空間を楽しんでいました。
そんな大好きな建物であるからして、講座ができる会場を探すとなったとき、国際会館でできたらいいなぁ？とふと思いつきました（いつかここで何かできたらいいなぁと漠然と思っていたのを、思い出した）。
でも、そんなすごい会場で、私の主宰する小さなライター塾の講座など開けるのか？と恐れおののいたけれども、聞くのはタダなので、電話をして聞くだけ聞いてみました。
電話をして、会議室を借りたい旨を伝えると、「まず法人名を教えてください」と言われました。
法人名…
私は法人化していないただの個人事業主なので、ここでまずビビり、「あぁ〜、これはダメそうだなぁ」と思いました。だいぶ場違いな申し出をしているんだなと悟った瞬間。
が、私はどうしてもここを借りたいので、過去の実績を伝え、経歴も伝え、京都ライター塾の詳細を載せたURLを見てもらうと、なんか「ちゃんとしてるらしい」と思ってもらえたようで、部屋を借りられることになったのです…！！！
う、うれしい！！！
それで国際会館には20〜25人規模の部屋がいくつかあったので、どこにするか迷い見学させてもらうことになりました。
私は対面での講義に慣れていないので、前回に続き今回も対面セミナーの開催に慣れているライター友達・利倉夏実さんにサポートをお願いしたのですが、一人じゃ怖いので、夏実さんにも一緒に見てもらおうと２人で見学にいってきました。
行く前は、サイトに載っていた写真を見て「どの部屋もいいなぁ」と迷っていたのですが、現地に行って部屋を見せてもらうと、２人とも迷うことなくこの部屋！！！と分かりました。
窓から見える景色がもう本当に素晴らしく、「絶対にここ！！」と思ったのです。
行けば何の迷いもなく即決できて、「現地に足を運ぶって大事だね」と夏実さんともしみじみ話しました。
ラッキーなことに、他のお部屋も見学させてもらいました。100人はいれる部屋も見せてもらい、夏実さんと「いつかここで何かできたらいいね〜」と（笑）
それにしても、あの国際会館の一室を借りて講義をするなんて、身分不相応なんじゃないかとドキドキしていたのですが、夏実さんが現場に一緒に来てくれて、手伝ってくれるというのもあって、背中を押されて、今回決めることができたなぁと思います｡
あと、京都ライター塾の受講を決めてくれた皆さんの存在も大きい。毎回、決意して参加してくれる皆さんに、絶対にいいものを渡したいなぁと思っていて、それで頑張れるというのがあるので、今回も参加を決めてくれた皆さんのお陰。
そんなわけで、「国際会館でいつか何かをしたい」という漠然とした夢が、今回叶うことになったのですが。
夢を叶えるのって、別に全部一人でやらなくても、誰かに手伝ってもらってもいいんだなぁって思ったのです｡
誰かに助けてもらって夢を叶える。または、誰かと一緒に夢を叶える。そっちの方が早く叶ったりするんだなぁと今回思ったりしたのでした。
ここで、単発セミナーとかしてもいいかも（夢は広がる）
本当に素晴らしい場所でここに行くだけでエネルギーが上がり、開運、運気向上すると思う！！
